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映画タイタニックに登場する宝石『碧洋のハート』!買ったらいくら?

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映画タイタニックに登場する宝石『碧洋のハート』は、スミソニアン博物館に展示されているホープダイヤモンドがモデルです。

ハートシェイプカットされたブルーダイヤモンドの周囲をたくさんのダイヤモンドが埋めている「碧洋のハート」。

本物のお値段はなんと!22億円以上です。

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映画タイタニックの宝石『碧洋のハート』

タイタニック 宝石

1997年に公開された大ヒット映画「タイタニック」では、若きイケメンのレオナルド・ディカプリオと、高貴な美しさを持つケイト・ウィンスレットのロマンチックな恋愛が描かれました。

ケイト・ウィンスレットが演じるローズは高貴な家柄で、婚約者もお金持ち。そのため、映画の中に登場する素敵な宝石を堪能できたのではないでしょうか。

その中でも、私たちに強烈な興味や関心、そして印象を残してくれた宝石と言えば、『碧洋のハート』でしょう。

映画のラストでおばあちゃんとなったローズが海に投げ入れたというネックレス、記憶に残っていないでしょうか?

『碧洋のハート』は実在する宝石をモデルとしている!

モデルとなったのは、あの伝説のブルーダイヤと呼ばれている、ホープダイヤモンドです。

ホープダイヤモンドという名前を聞いたことがある方、多いのではないでしょうか?

世界最大のブルーダイヤモンドで、45.52カラットもある多いなダイヤモンドです。

日本の婚約指輪に使われるダイヤモンドの大きさは平均が0.2ct~0.4ct程度と言われています。45ct超というのはいかに大きなダイヤモンドか、想像してみてください。

気になる『碧洋のハート』のお値段!

タイタニック 宝石

45ct超のブルーダイヤモンドは一体いくらあれば買えるのでしょうか?

そもそもとして、ブルーダイヤモンドは無色透明のダイヤモンドよりも希少性が高く、ほとんど採掘することができません。

その希少性に加えて、45ct以上の大きさのダイヤモンドですから、その価値は簡単には想像できないでしょう。

しかも、ホープダイヤモンドは、ネックレスの中央に位置するブルーダイヤモンドだけではありません。

なんと、ハートシェイプにカットされたブルーダイヤモンドの周囲には16個のダイヤ、さらに、縦には45個のダイヤモンドがはめ込まれているのです。

クラリティについても、非常に良いVS1なので、大きさだけでなく品質も最高級のダイヤモンドと言えます。

『碧洋のハート』のお値段は日本円換算で約22億円以上!?

普段使いしたいダイヤモンド、というレベルではありません。

しかし、お値段No.1のダイヤモンドは『碧洋のハート』ではありません。

さらに高額なダイヤモンドがあります。それは、ゴールデン・ジャイアントと呼ばれるネックレスで、お値段はなんと62億円超なのだそうです。

『碧洋のハート』が欲しいなら・・・

タイタニック 宝石

映画「タイタニック」が大好きだったという人はもちろん、レオナルド・ディカプリオやケイト・ウィンスレットの大ファンという人なら、ローズが海に投げ入れた、ジャックとの思い出を投影した『碧洋のハート』を自分も身に着けたい、欲しい、という気持ちになるのも分かります。

ただし、本物は、購入できないレベルの価値がありますし、しかも当然非売品なので、宝くじに当たったとしても購入することはできません。

では、ブルーダイヤモンドの代わりにサファイヤを使ってオリジナルジュエリーを作ることを考えたらどうでしょうか?

45ct超のサファイヤを購入するとなると、やはりこちらも非現実的な価格になってしまいますね。

しかし、諦めるのはまだ早いです。

スワロフスキーを着色した『碧洋のハート』レプリカなら手が届く?

ネットショップでは各メーカーやブランドから、タイタニックファンのために、碧洋のハートとよく似た商品を販売しています。

もし気になる人は、ネットショップをチェックしてみてください。

ちょっと怖い。ホープダイヤモンドの歴史

タイタニック 宝石

ホープダイヤモンドは、もともとはインドのコルール鉱山で採掘されたと言われています。

フランスの商人ジャン・パティスト・ダヴェルニエが自国へ持ち帰り、1668年に、当時のフランス王だったルイ14世へ売却しました。

ルイ14世はこのダイヤをとても気に入りました。

現在の形にカット研磨し、金のネックレスにつけて、ペンダントとして愛用していたと言われています。

ルイ14世の没後には、フランス国内で高貴な人々へ受け継がれました。

その歴史の流れの中である時、フランスからイギリスへ渡りました。そして、現在はアメリカの国立博物館であるスミソニアン博物館に展示されています。

どうしてホープダイヤモンドと名付けられたのでしょうか?

それは、歴史の中で手にした人物の一人が、ヘンリー・フィリップ・ホープ氏だったからです。

しかし、ホープ氏を始め、所有者が変わるたびに、ホープダイヤモンドを持つ人に次々と不幸が訪れてしまいました。

破産したり、身に着けた人が突然亡くなったり、よからぬ出来事ばかりが起こりました。

その結果、いつしかホープダイヤモンドは「呪われた宝石」と呼ばれるようになったと言われています。

まとめ

大ヒットした映画作品「タイタニック」に登場する宝石、『碧洋のハート』。

モデルにしたと言われているホープダイヤモンドには、とても購入できないほどの値段がつけられており、現在はアメリカのスミソニアン博物館に展示されています。

本物が欲しくても我慢しましょう。