- シャツの主な3つのプリーツも種類分けに影響
- シャツのプリーツによる種類1)センターボックス
- シャツのプリーツによる種類2)サイドタック
- シャツのプリーツによる種類3)ギャザー
- パターンオーダー向けのシャツのポケットは15種類超!
- ワイシャツの前立て、基本は3種類のみ
- 大事なおしゃれポイントのカフスは5種類
- カフスの種類1)シングルカフス
- カフスの種類2)コンバーチブルカフス
- カフスの種類3)ダブルカフス
- カフスの種類4)ターンナップカフス
- カフスの種類5)テニスカフス
- 無地と同様に人気のストライプシャツも種類は豊富
- シャツのテールは2種類でボトムズとの兼ね合いが重要
- シャツのテールはラウンドかスクエアか
- 襟とはニュアンスが違うシャツのネックの種類は?
シャツの主な3つのプリーツも種類分けに影響
もっぱらワイシャツの背中部分に、主に腕の動きに対応してシャツが開く感じで施されたヒダです。
折り畳み縫いとも言われ、以下の3種類が一般的です。
シャツのプリーツによる種類1)センターボックス
背中の中央に入るヒダで、ボックスプリーツとも呼ばれます。
ボタンダウンに多いタイプです。
シャツのプリーツによる種類2)サイドタック
背中の左右の肩甲骨あたりにあるプリーツで、腕を動きやすくするプリーツです。
シャツのプリーツによる種類3)ギャザー
肩甲骨あたりの縫い目に多くの細かいヒダを入れたタイプで、縫製技術が必要とされるため、高価なプリーツです。
このほか、『ダーツ』と呼ばれる背中のウエスト部分に縦に絞った箇所をいれる工夫もあります。
パターンオーダー向けのシャツのポケットは15種類超!
もっぱらワイシャツの前面左についているポケット。
基本のタイプは、ポケットの下部ラインの違いから以下の4つとなっています。
1)三角
下部中央が下向きの緩い三角になっています。
2)直角(四角)
長方形の布を張り付けただけのようなポケットですが、汎用性が高いタイプで す。
3)角切(角落ち)
下部両側の角を落としたように切るタイプです。
4)小丸
角切部分のフチを丸く切った、おしゃれなタイプです。
ラウンドとも言います。
用途や好みに応じて選べるポケットのタイプは何種類?
なお、パターンオーダーなどで作成する際、縫製メーカーによっては上記4つを元に15種類以上のポケットのパターンを用意しており、用途に応じて付けられる仕組みです。
ワイシャツの前立て、基本は3種類のみ
ワイシャツの前部中央、ボタンで留める部分を指すのが前立てです。
種類は多くありませんが、次の3つが主流です。
1)表前立て
プラケットフロントとも言い、合わせ部分が外側に折り返してあり、昨今のシャツの主流です。
2)裏前立て
表前立ての逆で、合わせ部分を内側に折り返してあります。
『フレンチフロント』とも呼ばれています。
3)比翼仕立て
合わせ部分を重ねて二重にし、ボタンを見えなくしています。
『フライフロント』とも呼び、フォーマルでの着用がメインです。
大事なおしゃれポイントのカフスは5種類
袖口を意味するカフスですが、日本ではカフスボタンというように、ボタンを取り外し可能な場合のみカフスというような誤解もあるようです。
取り外し可能なボタンは、『カフスボタン』または『カフリンクス』といいます。
袖口としてのカフスには以下の5種類があります。
カフスの種類1)シングルカフス
袖口の片方に付けられたボタンで留めるタイプで、最も一般的です。
カフスの種類2)コンバーチブルカフス
ボタンで留められるうえ、ボタンの脇にもホールがあり、カフリンクスでも留められる両用タイプです。
カフスの種類3)ダブルカフス
袖口を外側へ折り返してカフリンクスで留めます。
『フレンチカフス』とも言い、日本でのカフスボタンのイメージでしょう。
カフスの種類4)ターンナップカフス
袖口先端両側の角が落としてあり、さらにダブルカフスのように折り返して留 めるタイプ。
おしゃれ感が増す形状です。
カフスの種類5)テニスカフス
カフリンクス専用の袖口で、両端にホールがあります。
近年はあまり見かけません。
無地と同様に人気のストライプシャツも種類は豊富
シャツのストライプ、いわゆる縦に並行して走る線のデザインの総称です。
ピンストライプ、ペンストライプなど、ストライプを形成する線の幅や色、組み合わせなどの要素が絡まって、多くの種類があります。
シャツの誕生とともに生まれたと言っても過言ではないほどで、無地とともに親しまれています。
間隔の広い狭いでイメージが正反対のストライプシャツ
ストライプの種類について細かく触れませんが、間隔が狭いと繊細な、広くて太いと大胆な、といった正反対のイメージがあるのも興味深いですね。
ストライプワイシャツの場合は、間隔の幅や色での着こなしが楽しめるので、 無地と同数、あるいは無地の枚数以上に持っている方も多い人気柄です。
シャツのテールは2種類でボトムズとの兼ね合いが重要
シャツのテールとは、裾の後ろ部分のことで基本的には2種類です。
つまり、ズボンの中に入れるタックインか、カジュアル時などに外に出すパンツアウトでテールの形状が違ってくるためです。
シャツのテールはラウンドかスクエアか
タックインのテールは、前かがみになった時にズボンから出ることのないよう中央部分がU字型になっています。
U字型のテールをラウンドテールと呼びます。
他方、ズボンの外に出す場合はスクエアテールと呼び、丸みがなく前裾と同じ長さになっています。
襟とはニュアンスが違うシャツのネックの種類は?
シャツのネックの形状による種類の違いは、多く存在します。
特にレディースのシャツのネックは、肩部分を含むデザインがあるため、50種類を超えるという多さになるほど。
メンズのTシャツを中心にシャツのネックの種類を紹介
ここで説明するのは、メンズの襟なしのTシャツタイプのネックの種類に絞ります。
というのも、襟がある場合はネック部分をカラーと呼ぶためで、カラーについては、別項で説明しています。