靴の豆知識

【本革靴の手入れ方法】革靴の手入れ方法や手入れ頻度の目安も解説!

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100 均で手に入る革靴の手入れ用品、クリームやブラシも

革靴 手入れ

出典:https://www.chintai.net/

革靴の手入れ用として100円均一ショップにも様々な商品が置いてあります。
靴クリームはもとより、ブラシやクリーナー、仕上げ用の布、さらにシューキ ーパーまで入手できます。 しかも靴クリームとシューキーパー、汚れ落としシートを除いて、各製品はメ ーカー品に負けず劣らずという質の良さ。

100 均にあっても、おすすめでない革靴の手入れ用品

靴クリームは艶の出が良くなく、シューキーパーは1本売りで左右の区別がないため、長期間入れたままだと、靴の形が変わってしまう恐れがあります。
汚れ落としシートはシリコンオイルが含まれているので、革の乾燥を促し表面にひび割れを起こさせるかもしれません。
その他の使えそうな製品は靴用消臭剤、乾燥剤、下駄箱乾燥剤などがあります。

革靴の手入れであると便利なおすすめのシューキーパー

革靴 手入れ

出典:https://iecolle.com/

革靴の手入れだけでなく保存時にも役立つ、あると便利でおすすめなのがシューキーパーです。
手入れの際の型崩れを防ぎますし、濡れたり、長時間履いてつま先が反った革靴の形を元に戻してくれるからです。
ただし、構造的に真ん中が割れて左右に広がるタイプだと、革靴の表面中央がへこんでしまうので、S字型に割れているのがベストです。
履いている革靴のメーカーから出ているシューキーパーが一番安心でしょう。

慣れてしまえば案外簡単にできる革靴の手入れ方法、頻度を紹介

革靴 手入れ

出典:https://www.kajitaku.com/

革靴の手入れは、もちろん自分でもできます。
必要な用具は以下になります。
1)専用ブラシ
2)クリーナーとウェス
3)専用布(自宅にあるコットン素材の端切れでも可)
4)靴クリームと専用ブラシ
5)ナイロンストッキング(磨く際に使うと光沢が増します)
6)シューキーパー(あると便利)
7)撥水スプレー(必要であれば)

黒革靴なら汚れが目立たないから手入れの頻度は低くて大丈夫?

革靴 手入れ

出展:https://geekbutlers.com/rules-of-shoes-for-butler

続いて手入れの方法を説明します。
汚れが目立たないだろうと考え、黒革靴を好んで履いているという方、黒革靴でも汚れれば、くすんで見えるので、ブラッシングはもちろん、以下の手入れを定期的に行いましょう。

1)専用ブラシで革靴全体の汚れを丁寧に落とします。
縫い目や革の境目などもしっかりブラッシングします。

2)汚れ落としのクリーナーをウェスで全体に薄く延ばすように塗ります。
クリーナーを付け過ぎないようにするのがコツです。
直接クリーナーを靴に塗るとシミができることもあるので厳禁です。

3)クリーナーを塗ったら、ウェスのきれいな面を使って汚れを落とします。

4)靴クリームを延ばすようにムラなく塗って革に潤いを施します。
ブラッシングして余分な靴クリームを落とし、ウェスで磨きます。

5)最後に仕上げの磨きをして終わりです。
なお、必要であれば撥水スプレーを吹き付けます。

革靴の手入れを行う頻度は履く回数を考えて

説明した手入れ方法を行う頻度ですが、汚れ落としのブラッシングは毎日行いましょう。
ブラッシング以外の手入れは月に1度か3週間に1度程度行えば十分です。
ただし、手入れをする革靴を履く頻度も関係してきますので、目安としては1日履いた靴を1回として、10回履いたら手入れをするという頻度になります。

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革靴のルーティンの手入れにミンクオイルは必要?

また、ミンクオイルが革靴の手入れに最適、ということもよく耳にしますが、 普段の手入れには必要ありません。
乾燥しすぎてひび割れしそうな革靴表面や、靴クリームがなじまない、革が硬 ぎる、というような場合に、ミンクオイルは威力を発揮します。
それ以外の用途での使用は、革を傷め寿命を縮める元になるので、頻繁にミンクオイルを使うことは避けましょう。

まとめ

革靴の手入れをしっかり行っている方には、ここでの説明はすでに実践していることだったかもしれません。
そうした方には、おさらいとして確認してもらい、ほとんど手入れをしてこな かった、という方には、革靴の手入れを定期的に始めるきっかけにしてもらえればと思います。