足の横幅を測って靴のサイズを決める装置とは?
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靴のサイズの表記単位が、いろいろあることを説明しましたが、すべて足の長さ、つまり踵からつま先までの長さを基準にしたサイズ表記でした。
しかし、幅広・甲高という言い方があるように日本人の足は、欧米人らに比べ て横幅がある方が多いようです。
ブランノックデバイスで足の幅を測って靴のサイズを決める
そうした足のタテの長さだけでなく、横幅も測れる装置がブランノックデバイスです。
1925年にブランノックが発明し、現在も多くの靴専門店に置かれている足の計測装置です。
足の長さが靴よりも1.7センチ短いということを前提に寸法が刻まれた装置で、 横幅も図れるよう目盛りがついています。
靴の横幅はアルファベットの並べた9種からサイズを出す
横幅は細い順にAAAから始まりAA、A、Bと続き、最大幅がEEEまでの9サイズが設定されています。
なお、足幅のサイズは一番広い横幅の周囲のことを指す場合もあり、こちらは数値が少ない方からA、B、Cと続いていき、EがEEEEまで4種類あり、それ以降はF、Gという10種をアルファベットを振って決めています。
日本人の平均の靴のサイズは何センチ?
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自分に合った靴のサイズを決めるのに測る足の部位について説明をしてきましたが、日本人の平均の足の大きさは、どのくらいになるのでしょうか?
いろいろな統計があるようですが、結論からいうと、男性25.5センチ、女性が23.5センチとなるようです。 ちなみに、足のサイズは男女とも身長に比例、という結果が出ています。
なお、足のサイズと身長の関係は、あくまでも平均値なので、個人差はあります。
自分に合う靴のサイズの測り方をチェック
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自分の足に合う最適な靴のサイズを知るために、ここで足の測り方を説明します。
現在、足のサイズを測るのに一番正確といわれているのがモンドポイントという世界基準です。
足の幅も要素に入れて測れる装置モンドポイント
モンドポイントは、幅も要素に入れて測れるのが最大の特徴。
踵からつま先までの長さと、親指の付け根から小指の付け根までの斜めの線の長さから足のサイズを割り出し、最適な靴のサイズに導くという方法です。
表示方法は250/105となり、250ミリの長さで105ミリの幅を示す数字なので す。
自分の足に合った靴のサイズの選び方とは?
革靴にせよ、スニーカーのようなカジュアルな靴にせよ、外に出たら数時間は履いていなければならないのが靴です。
極論かもしれませんが、リラックスできて履いてないような、あるいは履いているのを意識させないような靴を選ぶのは、なかなか難しいもの。
サイズ表記の違いを知って後悔しない靴選びを
よしんば同じメーカーの同じタイプを履き続けていても、どこか違うと感じてしまうのが、足と靴の関係なのでしょう。
何度も説明していますが、自分の足のサイズと、合う靴のサイズをしっかり覚 えておくのが第一です。
サイズが分かれば靴選びの半分以上は終わったようなもの。
あとはデザインやタイプから好みを選んで試着して足へのフィット感を確かめ て、失敗のない靴選びを目指しましょう。
最後に革靴選びを迷われている方に・・・おすすめシューズ3選!
ここまで、シューズ選びにおいてデザインや機能性と合わせて重要な、サイズ選びについて触れてきました。
それでも決め兼ねている方へ、今回お届けしきれなかった、イギリス・アメリカ・イタリア以外のブランドシューズとしておすすめなスペインブランドのアイテムを一部紹介させて頂きます。
先ずはBerwick1707(バーウィック)から2選!
革靴の本場ヨーロッパにおいて、生産量が二番目に多いのはどこの国でしょうか。
ちなみに一番目はイタリアで二番目は、ほとんど知られていませんが、スペインです。
そんな中、近年注目を集めるスペイン靴の代表格がBerwick1707(バーウィック)になります。
すべてのモデルに高品質・高機能なグッドイヤーウェルテッド製法を標準採用しております。
価格:(税込 25,920 円)
価格:(税込 26,460 円)
そして、PERTINI(ペルティニ)のシューズもスタイリッシュでおしゃれ!
PERTINI(ペルティニ)はハンドメイドの技術による高品質なスペイン製靴を仕上げる靴メーカーとして1980年に設立されています。
その数多くの工房の中でもPERTINI(ペルティニ)は、美しいフォルムと大胆なデザインが認められ、既にフランスやイタリア、日本に進出しており、比較的新しいブランドでは異例の成功を収めている数少ない靴メーカーの一つ
価格:(税込 29,770 円)
足元を魅せる足元に・・・
まとめ
歩き回るのが仕事という営業職などの方でない限り、頻繁に靴を買い替えるという方は多くないことでしょう。
少ない機会だからこそ、自分に合う靴のサイズは知っておきたいもの。
これまでの説明で、日本の靴のサイズに該当するUKやUS、EURの靴の大きさと、なぜその数字なのかを理解できたと思います。
次回の靴選びの参考としてください。