靴の豆知識

スエード靴のカビや汚れ対策は大丈夫?手入れや丸洗いの方法を紹介!

靴の豆知識
スポンサーリンク

季節を問わずに履ける!メンズ向けおすすめスエード革靴ブランド!

ブラウンとベージュのスエード革靴

カジュアル感が強いものの、夏でも履けるスエード靴を特徴とともに一つピックアップしてみました。

ジャランスリワヤのスエードローファー

出典:http://realscope.hatenablog.jp/

インドネシアで100年前に創業し、ハンドソーンウェルテッド製法とグッドイヤーウェルテッド製法を合わせた方法での縫い方をトレードマークとしているメーカーのスエードを使ったローファーです。
特に手作業でのハンドソーン製法は多くのパーツを縫い合わせるため工程が多くなることで、価格がアップしてしまうのですが、ジャランスリワヤはコストを抑えてリーズナブルな価格で提供しています。

スエード靴の手入れはマメに行うのがコツ

スエード靴の手入れ

季節を問わないシューズとなってきたスエード靴となると、お手入れもマメに行わなければならないのでしょうか。
使う道具にユニークなブラシがありますが、基本的には他の革靴と同じ手順、方法で構いません。
ただし革質が柔らかく手入れの際に靴の形が保てるよう、シューキーパーを使ってケアをするようにします。

スエード靴の手入れ時にシューキーパーを活用しよう

スエード革靴にも使えるシューキーパー

靴の形を整え本来のシェイプを保つ道具であるシューキーパーは、木やプラスティックでできています。
靴の反り返りを直すのが主な役目ですが、長期間履かない靴に入れておけば型崩れを防げます。

100均でも入手できるスエード靴の手入れ用具には要注意

最近は100均でもシューキーパーが手に入りますが、左右非対称なのと、甲の部分を左右に広げる構造になっていないのがほとんどです。 型崩れしない程度に、お手入れ時に使うだけなら100均のシューキーパーでも有効でしょう。

スエード靴の長期保管時に100均のシューキーパーは不可

しかし、保管が目的の場合は、左右対称で甲の幅にフィットさせる機能が付いたシューキーパーにしましょう。
また、単に甲の部分が左右に分かれるタイプだと、保管中にシューキーパーの割れ目に沿って、靴の中央がへこんでしまうことがあるので、S字型に分かれる構造のシューキーパーがおすすめです。

スエード靴の手入れ方法を順を追って説明、まずは汚れ落とし

スエード靴の手入れ(ブラッシング)

シューキーパーの話はこれぐらいにして、スエード靴の手入れの仕方を順を追って説明しましょう。
まずはシューキーパーを入れたまま、まずは泥や汚れなどを豚毛ブラシでこすらずにサッサっとブラッシングして落としていきます。
ある程度の力が必要なので、持ち手が大きく握りやすいブラシがいいでしょう。

クレープブラシでスエード靴の汚れやほつれを落とす

次は、クレープブラシというブラシの毛の部分にゴムが付いたブラシを使って、ほつれをほぐします。
固まったスエードの毛を起こすように、弾くようにブラシを動かして、靴全体の毛をまんべんなくほぐしていきます。

スエード靴の汚れ落としに消しゴムが威力を発揮することも

スエード靴の汚れ落としに消しゴムを活用している手入れ風景

スエード靴の汚れに、消しゴムを使うと有効な汚れもあります。
汚れをはがして丸め込んで取るという消しゴム本来の役割をスエード靴にも応用するわけで、試してみる価値ありです。
なお、クレープブラシのゴム部分は使っていないとゴムが固まってしまいますので、使用の際は、ちゃんとほぐしてから使いましょう。

スエード靴の手入れにワイヤーブラシを使うと傷つく危険も

スエード靴の手入れに使うワイヤーブラシ

出典:http://living.ikigoto.com/

汚れ落としや毛のほつれを直すのに、ワイヤーブラシを勧めている記事もあります。
動かし方によって、ゴミや汚れなどをうまく落としつつ、毛先をほぐすことができるので便利です。
ただし丁寧にブラシを動かさないと、スエードを削ってしまうので、ご注意ください。

専用スプレーを使ってスエード靴の発色を良くするの手入れも

汚れを落とし、毛並みを整えたら、次はスエード専用スプレーの出番です。
主に革に潤いを与えるのが目的で、たいていは防水成分が含まれていて、色が付けられるスプレーもあります。
色付きのスエード専用スプレーを使うと、色味がはっきりし発色が良くなります。
色付きスプレーの場合、思っていた色と違うこともありますので、スプレーの試し吹きを忘れずに。

スエード靴の手入れの仕上げは豚毛ブラシで毛並みを整える

出典:https://shoeshine.work/

スプレーをした後は、再び豚毛ブラシで毛並みを整えます。
前出の汚れ落としのブラシで構いませんが、ブラシについた汚れやゴミは落としてから使うようにします。 以上、紹介した手入れは履き終わった後、特に汚れが目立つ場合は、なるべく早めに行うようにします。
汚れが目立たない時でも、月に1回はお手入れをするようにします。