スーツの豆知識

スーツにネクタイはなし?色や長さをはじめ組み合わせの基本を解説!

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スーツに使うネクタイピンの忘れてはならない重要点!

スーツ ネクタイ なし

ネイビースーツに白無地のシャツ、さらに無地のブルー系ネクタイ、というオ ーソドックスな着こなしも、ネクタイピンをすることでイメージを変えることができます。
特にブランド物のタイピンだったりすると、いつものスーツ姿がワンランク上の着こなしに映ったりするものです。

ネクタイピンの位置や付け方は決まっているのか?

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タイクリップ、タイバーとも呼ばれるネクタイピン、単にシャツとネクタイを 挟む、あるいはネクタイを定位置に固定する、といった役割だけではありません。
おしゃれの一環という要素に加え、タイピンを付けるシャツの位置が決まっており、また、ネクタイの幅にふさわしいタイピンをするのが正当なのです。
そこで、ネクタイピンをつける時の注意点を5つ箇条書きにして、それぞれ説明してみます。

1)ネクタイピンはシャツに固定する

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ネクタイピンが生まれた背景には、当時のネクタイの特徴が’関係しています。
薄くて芯地がなく、小剣もありませんでした。 小剣がないので当然小剣通しもなし。

ネクタイピンをタイやシャツだけに付けたままにしておかない

そうなると、大剣が首の下でぶらぶらしていたわけで、これを収めるためにネ クタイピンが誕生したのです。
ですので、タイをシャツに固定する、というネクタイピンを、シャツだけやタイだけに付けたままにしておくのは用途を知らない、と思われても仕方ない行為なのです。

2)ネクタイに合ったタイピンを選ぶ

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ネクタイに合ったタイピン、とは、ネクタイの幅と色や柄がかかわってきます。
まずネクタイの幅は、スーツのジャケットの下ラペルとほぼ同じ幅、というのが定則です。
ということは、タイピンそのものの横の長さ、つまり、タイを挟んだ時に表側に見えるタイピンが、ネクタイの幅にふさわしい長さになっているかが重要になるのです。

ネクタイの幅に釣り合った長さのタイピンを選ぶ

幅の狭いネクタイなのに長いタイピンだったり、逆に幅広のタイの端をちょこっと挟む程度の小さな表側が見えるタイピンでは、釣り合いが取れません。
タイピンのカラーも重要です。
ネクタイを固定している、というメインの役割に加え、さりげないおしゃれ感のある色がタイピンに要求されます。

タイピンのカラーは重要でシルバーが理想

ネクタイの様々な色柄に合う色で、おしゃれさのある色となるとシルバーかゴールド、あるいはジュエリータイプのタイピンでしょう。
タイピンを付ける機会を考えると、やはり金属製のシルバーが一番無難なタイピンといえるでしょう。

3)タイピンを付ける位置は決まっている?

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タイピンを付ける位置は、シャツの第三ボタンと第四ボタンの間、というのが定説のようです。
とはいえ、両ボタンの間も短いながら、どのへんにつけるか迷う長さがあります。
ネクタイの幅にもよりますが、肋骨が左右に分かれる中心あたりの上下数センチ以内のどこか、という場所になります。
実際にタイピンでタイを挟んで、留める位置を調節するのがベストです。

4)タイピンでネクタイを固定後、タイを若干引き上げる

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タイピンで留めたタイを、わずかに引き上げて首とタイピンの間のタイが盛り上がるようにすることです。 これは、タイ姿のシルエットに立体感を出すのが目的で、Vゾーンに相手の目が行く工夫といえます。
ただし、盛り上がる感じのネクタイが邪魔、と考える人もいるので好みの範中に入る注意点かもしれません。

5)タイピンの位置や角度をひと工夫して見栄えを変える

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タイピンの位置は、3で示したように第三と第四ボタンの間に水平に見えるのが一番よい見栄えになります。 しかし、人によってはVゾーンにタイピンが大きく食い込むような高い位置に留める場合もあります。

わざとタイピンを斜めに留めるのは世界的にも流行?

ほかにも、タイピンを斜めに20度ほど角度をつけて挟むことで、違いを演出するのが昨今の傾向となっています。
斜めのタイピン留めは、世界的にも密かな流行になっているとか。

まとめ

ビジネスシーンでのスーツとネクタイのコーデを、定番のネイビーとその次に人気のグレーを中心にまとめてみました。
ネクタイ着用機会が減りつつ昨今だからこそ、締める時はしっかりしたコー デ、着こなしで自身をアピールするのがビジネスマンではないでしょうか。
それでも着用が徐々に減っている気がするスーツとネクタイの組み合わせ、ネ イビーやグレーの濃淡が違う同じタイプのスーツを1着ずつ計6着用意して、 お気に入りのネクタイとともに着回す、というおしゃれもありなのでは?

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