頑丈なゼロハリ製品ながら修理が必要になった場合は?
出典:https://www.imn.jp/
日本ではエース株式会社が2006年末に商標・販売権を買収し、グループ化、現在は米国のゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)社が運営し、アメリカや日本の工場で生産しています。
頑丈で堅牢な製品といえども、経年変化や劣化での損傷や摩耗などは避けられないのが実情でしょう。
ゼロハリ製品のキャスター交換などの修理はエース社が実施
そうした時の修理は、米国製、日本製を問わず、日本のエース社が担っています。
スーツケースの場合で修理が多いのが、経年変化による車輪部分、つまりキャ スターの破損、あるいは取っ手部分のようです。
愛用のゼロハリスーツケースの車輪ゴムが剥がれ修理が必要に
古いスーツケースだと10年以上も愛用している方はザラのようで、キャスター のゴムが剝がれてしまうという例も。
そこでエース社に相談したところ、購入当時のキャスターは生産終了で在庫もなく、新たな車輪へと付け替えが必要と言われたそうです。
費用よりも愛着が勝ってゼロハリスーツケースを修理し満足な結果に
さらに車輪のバランスや位置の変更などのため4つの車輪すべてを交換したほうが良い、というアドバイスを受け、オーナーさんは修理するかどうか悩んだそうです。
というのも、キャスター4つの交換費用は約2万円。
しかし、愛着あるゼロハリのスーツケースが復活するのであれば、と修理を依頼、最終的に満足のいく状態で修理完了となったそうです。
ゼロハリの直営店は東京丸の内&銀座、横浜、大阪の4店のみ
出展:https://www.marunouchi.com/
使い込むうちに愛着がわくゼロハリ製品、国内直営店は東京の丸の内店と GINZA SIX 店、横浜のランドマークタワー店、大阪のハービス大阪店の計4店しかないのが実情。
そこで、というわけではないのでしょうが、ネット上にも、さまざまなゼロハ リの製品が紹介されています。
ゼロハリの非正規による入手には保証がつかない
しかし、ほとんどが並行輸入品か新古品のため、メーカー保証はありません。
また、一部の三井アウトレットパークや関東圏のアウトレットでも入手可能ですが、こちらも非正規販売のため製品保証が付いておらず、万一のの場合の修理等は自腹となるそうです。
アウトレットや並行輸入でのゼロハリ購入だと保証なし
アウトレットであれば現物を自分の目で見て、触わることで納得して買うこと ができますが、ネットでの並行輸入品だと、実際に手に取ってみるまでどんな製品か分かりません。
手元に届いてから不具合が見つかったり、気に入らなかったりしても、返品不可となっていたりするので、十分な注意が必要です。
JALとゼロハリのコラボによるアメニティセットが有名
出展:https://auctions.kaiguys.com/
航空会社のとのコラボでゼロハリが使用されている例もあります。
有名なのは、日本航空(JAL)国際線のビジネスクラスで配られるアメニティセット。
日本発がソフトケース、海外発がハードケースというゼロハリ製のアメニティです。
それぞれ2色ずつあるようですが、全路線というわけではないのと、現在も行われているのかは不明です。
ネットを中心に未使用、未開封として販売もされているので、興味のある方は要チェックですね。
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まとめ
アタッシェケースの代名詞ともいえるゼロハリ製品の魅力、分かっていただけましたでしょうか。
歴史や逸話などにとどまらず、使い続けることで愛着がわくのがゼロハリ製品の大きな特徴といえそうです。
ビジネスシーンでも一目置かれるゼロハリ、1つは持っているべきかもしれません。