自社開発した200 番手双糸のシャツが凄い!
出典:https://camicianista.com
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)のシャツの評判を高めている一つが、自社開発した200番手双糸によるシャツでしょう。
ところで「200番手双糸」とは何でしょうか?
すでにご存じの方には不要な説明かもしれませんが、復習だと思ってお聞きく ださい。
200番手双糸のカミチャニスタ(CAMICIANISTA)シャツの特徴は?
シャツだけでなく衣類全般を構成する糸は、素材の重さを基準にして、どのくらいの長さになるかで、番手の言い方を決めています。
ややこしいのは、綿や麻、毛といった素材ごとに番手の基準が違うこと。
本題であるカミチャニスタ(CAMICIANISTA)のシャツの200番手双糸の素材は綿ですので、綿の番手基準を、余談かもしれませんが記します。
糸の細さを表す番手についておさらい
番手の数字は、素材の重さ1ポンド(約453g)が基準になります。
綿の場合は、1ポンドで長さ840ヤード(約768m)が1番手、長さが倍の 1,680ヤードが2番手、というように番手が増えていくことで太さ細さを決めています。
つまり長さを基準にして考えれば、番手が増えるほど軽くなる計算です。
スーツに関する部分になりますが、番手の紹介はこちらでも詳しく解説しています。
詳細について気になる方は、合わせてこちらの記事もご確認頂けたらと思います。
ほとんどのビジネスシャツは60番手の糸で作られている!
番手の数字が小さいほうが軽く細くなるという考え方が基準。
たいていのビジネスシャツは60番手ほどで作られているので、200番手というのは、かなり細い糸を使っていることになりますが、ここで「双糸」が重要になってくるのです。
双糸とは2本の糸を撚って1本にしたもの !
双糸とは、簡単に言えば2本の糸を撚ることで1本にしている糸を指します。
当然、1本に撚った糸もあり「単糸」と呼びます。
双糸、単糸という撚り方の呼称には決まりがあり、200番手双糸を例にとれば、2本の200番手の糸を撚って1本の糸が作られた状態を言います。
200番手が2本ということは、撚った糸が太くなることを意味するのです。
つまり、双糸は単糸の100番手と同じ太さということになるのです。
単糸の100番手よりも強度がある双糸の200番手
糸の太さが同じであれば、わざわざ2本に撚らずに100番手を1本にすればいいのでは、と思うことでしょう。
しかし、2本に撚った糸と1本だけの糸というのは、やはり強度が違ってくるのです。
もちろん縫製時には強度があったほうが織りやすいですし、生地にも強度が増し、製品となったシャツ自体も撚ってあれば、その分強度があることになりま す。
糸が細いと毛羽が減り光沢が出て肌触りも良くなる
200番手まで細くした糸を双糸にして強度を高めて織った生地には、太い糸に比べて光沢が出ます。
これは細い分、毛羽が少なくなるためで肌触りも良くなるのです。
毛羽が少ないというのは光沢が出ることになり、光沢が出るということは色見がはっきりしてくる、ということになるのです。
生地会社に200番手双糸が少なく高価なため自社開発
クッキリした色見はストライプシャツなどで顕著に差が出ます。
カミチャニスタのシャツ(CAMICIANISTA)は、こうした色見までも考えた生地を使っているのです。
しかし、希望する200番手双糸を持っている生地会社が少なく、また価格も高めであることから自社開発して製品につなげた、という経緯のようです。
おすすめの一つ200番手双糸シャツ
良い製品を消費者に、という理念を追求したカミチャニスタ(CAMICIANISTA)の200番手双糸のシャツは、超高級ということが言えることが分かってもらえたかと思います。
200番手双糸シャツはスリムフィット中心ながら、襟の形はホリゾンタル、セミワイド、ワイドオープン、ボタンダウンと4種そろえており、色もホワイトとサックスがあり、もちろんストライプも選べるラインナップになっています。
スーツに合わせるシャツの色や柄に関しての紹介は、別の記事で詳しく解説しています。
詳細について気になる方は、合わせてこちらの記事もご確認頂けたらと思います。
200番手双糸シャツが1枚6,500円から!
そんな200番手双糸を使ったマイクロツイル生地やヘリンボーン柄のシャツが、税抜きでなんと1枚6,500円というのですから、コスパを考えると買わなきゃ損! といえるシャツとしておすすめなのもうなづけますね。
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)の有名な襟はセミワイドカラーシャツ!
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)の名をシャツファンに知らしめているのは、そのセミワイドカラーシャツの襟の美しさでしょう。
優雅にも見える緩やかな両サイドのS字曲線に加え、ネクタイを締めても外してもサマになる襟を持つシャツは、コスパを考えると見つけにくいのが現状。
おすすめはロイヤルオックスフォード生地のセミワイド襟
特にロイヤルオックスフォード生地を使った、やや厚手のシャツは1着5,000 円台で購入できます。
吸湿性はもとより通気性も考慮した素材だけに、暑い時期でもサラっとした感触からビジネス、カジュアルを問わずに着られる質の高さが好評で、ファンが多いのもうなづけます。
シャンブレーならタイ有りでも無しでもOK!
綾織りで厚みのあるデニムと違い、平織りで薄さのあるシャンブレーシャツもカミチャニスタ(CAMICIANISTA)で入手できます。
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)らしい特徴を備えたシャンブレーシャツなので、クールビズで も、また得意先回りでタイを締めて、というシチュエーションでも、おしゃれ感を発揮できるスグレモノです。
シャツの種類に関する紹介については、こちらで詳しく解説しています。
詳細について気になる方は、合わせてこちらの記事もご確認頂けたらと思います。
裾のタックイン、タックアウトも考慮したシャンブレーシャツ!
1枚で着ても良し、ジャケットを羽織っても良し、と着こなす際の万能シャツともいえるシャンブレー。
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)のシャンブレーシャツは、裾をタックイン、タックアウトしても着られる短めのカジュアルラインとなっているのが好評を得ています。
綿本来の要素を活かしたナチュラルストレッチ!
カミチャニスタ(CAMICIANISTA)のシャツのサイト内で、よく目にするのが「ナチュラルストレッチ」というシャツの特性を表した言葉。
ナチュラルストレッチのあとに、例えばスリムフィット、さらにセミワイドカ ラーと続くことで、どんなシャツなのか分かるというわけです。
ナチュラルストレッチはジャストフィットのサイズ感!
出典:https://camicianista.com
ナチュラルストレッチとは、その名の通り生地としての綿が元来持っている柔らかさや風合い、わずかな光沢といった自然の要素を指します。
綿の柔らかさからくる伸縮性はもとより、袖の後付けによる腕の動きのスムー ズさが遺憾なく発揮されたシャツの特性として、ナチュラルストレッチの名を冠しており、ぴったりのサイズ感を体感できます。
シワになりにくいのもナチュラルストレッチの特徴
シワになりにくいのも特徴で、形状記憶とは違った意味でのアイロン掛けの手間を少なくできるのも、綿100%シャツならではといえましょう。
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