スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のエイジングの楽しみ方は?
革製品を持つ楽しみの一つにエイジング、いわゆる経年変化があります。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の革靴も例外ではありません。
定期的に乳化性クリームを塗る、磨くといった基本的な手入れを行うことで、 履きジワによる革の劣化等のダメージは防ぐことができます。
履き続けることでエイジングを楽しめるスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)
エイジングの良さは、新品とは異なり、履き続けることでの変化を楽しめることです。
素材の革の性質にもよりますが、底光りするような見栄えにもなる場合も。
エイジングの革靴は、何年も履き続けることで足になじんで自分の足の形が分かるような甲革になれば、靴への愛着も沸くというもので、エイジングを楽しむ大きな要素なのです。
ソールが減ってきたらスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のオール ソールで交換
エイジングを楽しめるスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の革靴ですが、ソールはアスファルトをはじめ様々な面と接することで減っていきます。
そんな革靴は、オールソールという方法で全取っ替えが可能です。
交換の目安としては、底材に穴が空いてきたり、中物が見え始めたり、指で軽く押してみて底が薄くなっているのが感じられたら、オールソールを検討しま しょう。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の修理専門会社が「匠ジャパン」
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)は「匠ジャパン」という修理・メンテナンス専門の会社を東京都内墨田区に持っています。
送料は依頼主負担になりますが、修理が必要な革靴を匠ジャパンに送るだけ。
届いた靴をチェックして、修理内容や費用などを電話連絡してきます。
匠ジャパンはすべてスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の純正パーツで修理
修理内容を確認すれば修理スタート。
当たり前ですが、修理のパーツはすべてスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の純正を使うので、 安心です。
修理が終わったら匠ジャパンから電話が入り、受け取り日時などを確認しま す。
修理済の靴を受け取る際に代金支払い、という流れです。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の修理期間は約40~60日
修理内容は、オールソール、ヒール・化粧直しなどが主で、修理期間はそれぞ れ約60日、40日となっています。
なお、匠ジャパンはスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のメーカーであるヒロカワ製靴の再雇用先ともなっているので、熟練職人の手で修理等が行われています。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のサイズやサイズ感について
どのメーカーやブランドも同じでしょうが、サイズやサイズ感は履き心地の一 部として重要な要素です。
それでも日本人の足の形を研究した木型による多くの靴を提供してきたメーカーだけに、自分にあったタイプを見つけやすいのが特徴です。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)専用のインソールでサイズ調整も可能
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の専用インソールでを敷くことでのサイズ調整、という方法もあります。
純正インソールですので内側の底部分に靴同様の印章が入っていますので、スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の名が隠れてしまうことはありません。
サイズやサイズ感はお店でないと得られない感覚ですので、アウトレット店も含めて、実際に履いて決めるようにしてみてはいかがでしょうか。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のメーカー50周年で発売の『マトリックス』
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)というブランドの革靴メーカーであるヒロカワ製靴の創業50周年が2015年でした。
ヒロカワ製靴創業50周年を記念して、全国のアウトレット店4店舗で販売されたのが「マトリックスシューズ」です。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の『マトリックス』シューズはプレーントゥ
マトリックスシューズの誕生には、革靴製造のための原皮不足という理由がありました。
素材を無駄にしない、という姿勢を現実のものとするために虫食いやキズが多く含まれる革をカットして縫い合わせて使うことで作り上げたのがマトリックスシューズなのです。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の『マトリックス』シューズにはローファーも
スタイルはオーソドックスなプレーントゥまたはローファーで、カラーはブラウンやブラック、ネイビーなどがあります。
現在も在庫があるかどうか不明ですが、50周年記念革靴としてアウトレット店で20000円前後で販売されていました。
2017年には『マトリックス』シューズのブーツモデル登場
また2017年には、マトリックスシューズのブーツモデルが発売され、さらに2018年のスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)ブランド誕生40周年記念ということで、マトリック スシューズにネイビーカラーが加わってます。
もっぱらアウトレット店4店舗で販売されています。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の『スパイダー』はモノづくりコラボで誕生
ツギハギのような革靴、というマトリックスシューズの延長として生まれたブーツタイプの革靴が、スパイダー。
ツギハギというよりもパッチワークという言い方がふさわしい、片足でなんと 19片の革を縫い合わせて作られています。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の『スパイダー』はエコとファッションの融合
スコッチグレインのメーカーヒロカワ製靴が本社を置く墨田区との「モノづく りコラボレーション」事業の一環から生まれたとのこと。
高級革でもシワが目立つ部分が一定してあるため、そうしたシワが目立つ部分を切り抜いた革を無駄にしないで使うというエコロジーとファッションを両立させたブーツがスパイダーなのです。
カジュアル向けの『スパイダー』のベストコーデはジーンズ
カジュアル向けのブーツなので、コーデとしてはやはりジーンズ。
特にブラウンやミディアムブラウンは、濃紺のジーンズとの相性が良く、つい足元に目が行くようなパッチリしたコーデといえるのではないでしょうか。