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pt900はどんな貴金属?18Kとの違いや特徴を紹介!

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pt900とは、プラチナ90%・パラジウム10%を混ぜた純度90%のプラチナです。金の純度が75%のK18とは、金属としての性質も見た目も大きく異なります。

日本のプラチナジュエリーはpt900が一般的ですが、海外ではpt950が主流です。

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pt900とは?

PT900 18K

pt900とは、純度が90%のプラチナのことを指します。プラチナは白金と呼ばれていて、採掘量の70%は南アフリカで採掘されます。

しかし、全体の採掘量は金の30分の1程度で、金や他の金属と比較sして希少性が高いです。

プラチナは経年劣化しづらく、化学的にもとても安定した物質として知られています。

金属アレルギーを起こしにくいため、結婚指輪や婚約指輪としてもよく使われている金属です。

pt900の900は、プラチナの純度を示しています。pt900は純度が1000分の900ということで、つまり90%となります。

残りの10%は、割金としてロジウムが使われます。

その他刻印の種類についても解説!

PT900 18K

プラチナ製のジュエリーを見ると、pt900などの刻印をされているのが分かります。

ジュエリーとして使われるプラチナは、純度が90%のpt900に加え、95%のpt950などもあります。

ただし、純プラチナとなるpt1000は見かけることはありません。
それは、pt1000は強度が弱くて色も黒みがかっているため、ジュエリーには向いていないからです。

ちなみに、純度100%のプラチナpt1000は、ジュエリーのような装飾品ではなく、資産形成のためのコインやインゴットなどに使われるのが一般的です。

また、プラチナの硬度を高めるためにパラジウム以外にルテニウムを2%混ぜたものは、ハードプラチナと呼ばれています。

硬さの点では優秀ですが、ジュエリーではサイズ直しに対応できる業者が少なくなるというデメリットがあります。

日本のプラチナジュエリーでは、pt900が一般的です。
しかしながら、海外製品ではpt900よりもpt950が多く見られます。

これは、海外では銀色をしたプラチナよりも華やかさのある金を好む人が多く、プラチナジュエリーの種類そのものが少ないためだと考えられています。

日本ほどプラチナの種類や流通量が多くないため、プラチナの純度は95%、つまりpt950にすること、と法律によって定められている国までもあります。

PT900の特徴は?メリットやデメリットとは?

PT900 18K

pt900には、どのような特徴があるのでしょうか?

メリット

pt900は、プラチナ90%に割金としてパラジウム10%を混ぜることで、強度を高めています。

そのため、傷がつきにくく、ジュエリーとして加工しやすいです。

ジュエリーに使われるプラチナとして一般的ものとなっており、リングのサイズ直しに対応してくれるショップが多数あるため、見つけることも困難ではありません。

また、プラチナの分量がpt950よりも少ないため、価格の面でもリーズナブルです。

デメリット

pt900のデメリットは、他のプラチナよりも硬度が高いため、取り扱いが困難になる点があります。

ジュエリーのデザインにおいては、細部の加工がしづらくなります。

18Kとの違いも解説!

PT900 18K

pt900と18Kは、完全に異なる貴金属です。

pt900は純度が90%のプラチナで、18Kは純度が24分の18、つまり75%の金です。

経年劣化についてはプラチナの方が金属的に性質が安定しているため、変色や変質の点でも長く良い状態を維持できます。

まとめ

プラチナ純度90%のpt900は、pt950など他のプラチナと比べて硬度があり、傷がつきにくいためにジュエリーに適しています。

経年による品質劣化がなく、結婚指輪や婚約指輪の素材としても人気です。