コバの手入れの方法を手順を追って紹介!
まず、リムーバーを使って汚れを落とします。
この際、変色などのトラブルが起きないか確かめるため、底面などの目立たないところで試してから使うのがポイントで、柔らかいクロスにリムーバーを適量取り、丁寧に磨き上げるようにコバ面全体を拭いていきます。
一部分だけを集中して行うと、ムラができてしまうことがあるので、全体をまんべんなく拭きましょう。
汚れが取れたら、インキで色を戻してあげよう。
スポンジが付いているタイプの商品であれば、液が垂れてしまうことがないように、容器の縁で余計な液を取ってからコバに付けます。
この場合も、一部分だけを塗るのではなく、全体をムラなく塗ることを心がけます。
アッパーに付いてしまうと、その部分だけ色が濃くなるので、ゆっくりと一方向に手を動かすようにして塗ると良く、塗り終わったら、完全に乾燥するまで放置します。
乾いていない状態で触ると、その部分だけツヤがなくなってしまうので注意しよう。
その後、製品の説明書に従って、必要ならクロスで磨きあげることもできます。
乾燥したら仕上げにワックスやオイルを磨き上げます。
柔らかいクロスで、アッパーを磨きこむような感覚で丁寧に塗り込んでいき、場合によっては、乾燥してからもう一度塗って、重ねていくのも良いでしょう。
コバのお手入れBeforとAfterを比較しよう!
こうしてコバを手入れすると、かなり見た目が違ってくきます。
傷が目立たなくなるので、綺麗に見えるし全体的にメリハリが付いているのを感じられるはずです。
コバが汚いと地面と同化してしまう感じとなり、手入れをすることによって、はっきりと地面とのコントラストが付いて靴の存在感が増します。
正面からの見栄えも良くなるが、特に革靴を横から見た時の姿が綺麗になっているのを感じられます。
まとめ
コバは革靴のデザインや、傷から保護するという機能面においてとても大事な役割を果たしています。
そのため、しっかりと日ごろの手入れを行い、綺麗な状態を保つようにしたいものです。
靴のケアと言うと、ついアッパーの部分だけを重視してしまうが、このコバも忘れずにしっかりとケアを行っていくことが重要です。