あなたは普段腕時計を身に付けますか?
時計もあるスマホの登場と急速な普及で外出時でも腕時計はしなくなった、という方も多いのでは?
加えてクールビズやウォームビズに見られるようにサラリーマンのスーツ姿も簡素化、カジュアル化が進みつつあるだけに腕時計をしない方も多くなっているようです。
そんな現代だからこそ、ビシッと決めたスーツの袖口からチラリとのぞく腕時計が、スーツを着こなす小物アイテムの一つとして、おしゃれでカッコイイと言えるのではないでしょうか。
ビジネススーツに合う腕時計について、基準となる原則なども交えて紹介します。
スーツの袖口からのぞく腕時計はカッコイイ

ジャケットの袖口から見えるワイシャツの袖口、そこに革製ベルトや高級腕時計。
大仰に袖をまくるのではなく、ビシッと決まったスーツ姿のアクセントとしてチラリと見える腕時計は、カッコイイの一言です。
ビジネススーツの腕時計はマストアイテム
職種は問いませんが、ビジネスマンとしてスーツを着るのであれば、小物アイテムとしての腕時計は欠かせません。
特に営業職であれば、上手に腕時計を合わせることで、スーツと腕時計が補完しあうように、それぞれを引き立てる必須アイテムといえましょう。
スーツに合う腕時計選びの注意点

出典:https://www.leon.jp
しかし「スーツはあるけど、腕時計はなじみが薄くて持っていない」あるいは「どんな腕時計がスーツに合うのか分からない」という方のために、スーツに合う、スーツ姿にふさわしい腕時計を選ぶ際の注意点などを取り上げてみました。
スーツに合う腕時計を選ぶ時に注意する事項は次の7つ。
それぞれ詳しく紹介していきます。
1.スーツの腕時計は時刻表示がデジタルの腕時計は避ける

出典:https://kashi-kari.jp
腕時計の基本は時間を見ることですが、デジタル表示はカジュアルで安価なイメージを抱かせます。
スーツはフォーマルな服装ですので、腕時計もフォーマルなタイプを選びましょう。
詳しいフォーマルな腕時計のタイプを続けて説明していきます。
2.スーツの腕時計の文字盤は白無地の腕時計を選ぶ

スーツの腕時計の文字盤は白無地というのが、ビジネスシーンでの原則でした。
文字盤が白で無地だと針が見やすい、というのが大きな理由です。
昨今では、それほどこだわらずに、黒や濃紺といった地味な色の文字盤で、かつ針が見やすければ差し支えありません。
3.スーツの腕時計自体の形は円形か四角で厚みも考慮

文字盤や針が載っている腕時計の本体部分をケースと呼びます。
ケースの形は、丸か楕円形のラウンド、あるいは四角のスクエア、長方形のレクタンギュラーまでがビジネスシーンに合った形です。
三角や六角などファッションやデザイン優先の形状は避けましょう。
4.スーツの腕時計のケースの厚みも考えて選ぶ

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また、腕時計のケースの厚みも体型を考えて選ぶべきです。
細身の人が文字盤が大きく、厚いケースの腕時計をしていると、どうしても時計に目が行ってしまいます。キッカケ作りにはいいかもしれませんが、これではビジネスシーン向けではないからです。
5.スーツの腕時計は針が時間・分・秒の3本ある3針時計にする

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ビジネスマンは時間を大切にする心掛けが必要、ということで、時間厳守を秒まで気にする姿勢の表れとして、三針時計が原則となっているそうです。
6.スーツの腕時計のベルトは黒革が基本

スーツの腕時計のベルトは黒革が基本ですが、近年はメタル製でも許容されています。
要は時計本体の形状や色と合ったベルトで派手でなければマナー違反ということにはなりません。
ただし、ゴールドは、どうしても時計ばかりが目立ってしまうのでお勧めしません。
7.スーツの価格にふさわしい腕時計を選ぶ
これはよく言われることで、1万円台のスーツに100万円近い腕時計、というのはビジネスシーンであればなおさらですが、時計が目立ちすぎ、違和感を覚えられてしまうでしょう。

スーツにふさわしい腕時計の価格とは?

出典:http://therakejapan.com
一応の目安ですが、年齢を基準にした収入に見合う価格の時計として20代は5万円、30代は10万円、40代以上は20万円以上という価格を念頭に腕時計を選ぶことです。
特に幅広い年齢層と会う営業職のビジネスマンであれば、年齢やスーツとの釣り合いがとれていると客観視できるアイテムなら問題ありません。
最後に、パンツのベルト、靴、腕時計のベルトの色をそろえることで、おしゃれ感を出すことができます。機会があればぜひお試しください。
まとめ
冒頭でも触れましたが、スマホの普及により腕時計をしている人が少なくなっているようです。
しかし「時間を確認する」というだけの腕時計ながら、ビジネスシーンではスーツに腕時計がステイタスになっていますし、見栄えもいいのです。
そんなスーツに合う腕時計選びのヒントになるような要素を紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
