スーツは社会人のユニフォームと言っても過言ではないほど、社会での着用が一般化しています。
特に営業職となると、スーツ着用の有無が成果に直結する分野なので、初対面を含めて会う相手に好感を持たせるのがスーツの役割といえるでしょう。
ビシッと決まったスーツの選び方の基本に迫ってみました。
スーツ選び方の基本はサイズと値段の2つ

スーツを選ぶ際に何が基準になるのか即答できる方は少ないことでしょう。
しかしじっくり考えれば、デザインや色などを含めたサイズと値段に行き着くことに、異論はないと思います。
ぴったり合うサイズを選び値段も安くないスーツを

ビジネススーツの場合、色はおのずとダーク系に決まってきますので、要は自分にぴったり合うサイズを選ぶことと、会社内のみでの着用か、営業マンとして不特定多数のクライアントなどに合う際に着るのか、でスーツの値段も違ってくるわけです。
スーツ選び方の一番のポイントは肩のフィット感

まずはスーツを選ぶ際のサイズについて説明します。
一番の基本は、スーツの上衣が肩にフィットしているかどうかです。
肩幅の部分が、ゆったりしすぎていたり、窮屈と感じるスーツは選ぶ対象から外します。
よく言われるのが、上衣のボタンを留めた状態でボタンのある辺りに、握りこぶしが一つ入るぐらいのゆとりを、という選ぶ際の基準で、鉄則として大抵のお店で聞いた経験があることでしょう。
スーツの上衣の裾でヒップが隠れるのが選び方の基本

出典:http://asleta.blog.fc2.com
次いで着丈と呼ぶ、上衣の襟から裾までの長さをチェックします。
裾の下部でヒップが完全に隠れるか、わずかに出ている程度の長さがちょうどよい長さになります。

パンツの長さやタックもスーツ選びの重要な要素

出典:http://ordersuitnavy.com
パンツの長さ、タックの有無もスーツを選ぶ際の重要な要素です。
まずパンツの長さは、靴を履いた状態で、かかとから3~4㎝上にパンツの裾があるようにします。
同様に、パンツのスネ側が若干くぼむ長さが妥当とされています。
このくぼみのことをクッションと呼び、ハーフまたはワンクッションが理想です。
ですので裾が短かったり長かったりする場合はリフォームして合わせます。
体型によってはパンツのタック入りにする

タックは体型でツータック、ワンタック、ノータックから選びます。
標準的な日本人の体型であればノータックで問題ありませんが、運動選手などヒップが大きい方は、ワンタック以上を選べばお腹の部分が窮屈になりません。
タックは流行もありますが、長く着続けるのであれば体型が変わらない限り、体型優先で選ぶようにしたほうが無難です。
また、体型の変化に応じてスーツのお直しが必要となるケースも少なくありません。
スーツの選び方がわかったところで、既製服の直し方や直すポイントについても別記事でまとめていますので、ご確認下さい!


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