日常生活になくてはならない必需品の一つが靴。
特に仕事が外回りの営業職などであれば短期間で1足ダメになるでしょうから、頻繁な買い替えが必要になってきます。
靴を買う際に一番大事なのは、やはりサイズです。
気に入ったデザイン、タイプの靴があっても、サイズが合わない靴を買ってしまうと、特に価格が高かったりすると、なおさら後悔することでしょう。
重要な靴のサイズについて、選び方や国別の表記の違いなどをまとめ、正しい靴のサイズの選び方を解説しました。
自分の靴のサイズを知っていますか?

自分の靴のサイズはご存じですよね?
成長期の若者は別として、社会人なら 革靴にせよスニーカーにせよ、自分の靴の大きさ、サイズは把握しているはず。
日本では靴のサイズ単位はセンチメートル表記なので、購入前に足のサイズを測っておけば、靴選びに時間を割くことができます。
36、37、40などの靴のサイズ表記は何が基準?
ところが、実際に靴ショップなどに行ってみると、すべての靴がセンチ表記でないことに気づくはずです。 なかには、36、37、40といった大きなサイズがあって、どこを測っているのだ ろう、大きな人なのだろうか、と不思議に思ってしまいます。
センチ表示の靴のサイズが靴内側に表記されている
センチ表示は、5ミリ単位でサイズがあり、24とか26.5といった数字が靴の内側の底に記されているのは見たことがあり、知っていることでしょう。
靴のサイズのセンチ表記は世界的にはマイナーなのが実情。
英国や米国では、サイズの単位がインチか、単に二桁の数字で表記していま す。
それぞれ主要なサイズについて見ていきましょう。
UKの靴のサイズ、単位は何?

出典:http://beatandone.com/british-shoes
まず、革靴の発祥国としてよいイギリスの靴のサイズを説明します。
イギリスの靴の単位はインチで「in」と表記します。
アメリカの靴のサイズも英国同様インチですが、わずかに英国サイズの靴が大きくなります。
というのも、イギリスのインチは「帝国ヤード標準原器」の12分の1の長さで ある、約 25.3998mmとしているためです。
ですのでメンズの26センチだと7.5ukインチになります。
ちなみに米国インチですと26センチは8インチと、僅かですが差が出ます。

靴のサイズはUSが付いた数字で表記する

出典:https://www.modasalon.jp/
次は米国の靴のサイズです。
イギリス同様、インチが靴のサイズの単位ですが、少し短いインチで、約2.54 センチメートルです。
これは1893年に米国の1インチが約2.54センチと定義されたためです。
これ以降、アメリカではこの値を1インチとし、1958年に協定で結ばれた国際インチも同じ長さとなっています。

海外の靴のサイズは英米式のほかにもいろいろある

イギリスとアメリカが靴の先進国というわけではないのですが、マーケットの規模などから、それぞれのサイズが現在まで使われているようです。
実は、英米サイズのほかにも海外では靴のサイズがいくつかあるのです。
順に紹介していきますが、自分の靴のサイズを知っていても、単位表記がいろいろな靴が並んでいるというのは、買う側にとっては困りものですね。

【超便利】アメリカサイズの靴が何センチになるか簡単に分かる方法

出典:https://www.wikiwand.com/
ところで、靴を買う際に、アメリカサイズの靴がいったい何センチになるの か、というのがすぐに分かる方法はないのでしょうか?
実はあるのです。 センチを基準にして算出するのですが、以下に例を挙げます。
25.0センチの場合、センチの数字を2と5に分けて足した数字がアメリカのインチサイズとなります。
つまり7インチです。
【超便利】日本のセンチ表示の靴をインチ表示に直す数式とは?
0.5の場合も同様で、26.5センチだとしたら、2に6.5を足して8.5インチとなることを覚えておけば、換算表などを見ないで即断できるので便利ですね。
同じインチの英国式の場合は、足した数字から0.5を引けば、イギリスの靴のサイズになります。

