ダイヤモンドは4月の宝石で、外から光を浴びると内部のファイヤーが個性的な輝きを放ちます。
カット方法によって、輝き方が変わる面白い石でもあり、永遠という意味を持つことから、マリッジリングにもよく使われている、馴染みのある石ですね。
4月の誕生石ダイヤモンド!
ダイヤモンドは、4月の誕生石です。宝石の王様として圧倒的な人気を誇りますね。
この石は、内部のファイアーが個性的な輝きを放つ性質があり、自然界では、地底深い場所で高温と高い圧力がかかることによって生成される鉱石です。
実は、ダイヤモンドは、原石の頃からまばゆい輝きを放つわけではありません。
ダイヤモンドはカット方法によって輝きが変わる?
意外に思うかもしれませんが、人類の長い歴史において、原石の状態で美しく輝くエメラルドやルビーの方がダイヤモンドよりも高貴で美しいと考えられていた時代がありました。
そしてそれは一時ではなくかなり長い間です。
ダイヤモンドの美しさや人気がこれらの色つき宝石を追い越したのは、17世紀にブリリアントカットの原型が発案された時期頃だと考えられています。
ダイヤモンドの石言葉
ダイヤモンドの石言葉には、「純潔」「永遠の絆」「不変」などの意味が与えられています。
マリッジリングとしてダイヤモンドが多く用いられるのは、こうした石言葉によるものだと言われています。
この宝石を身に着けることによって、どんな困難でも乗り越えられるエネルギーを得られると考えられているのです。
ダイヤモンドはどんなパワーを与えてくれる?
ダイヤモンドは、私たちに知恵や聡明さをもたらしてくれると言われています。
精神の瞑想や集中力を高めつつ、霊的なエネルギーによって、より高いレベルの精神世界に向かうことができます。
また、自分に自信がもてるようになり、強力なポジティブエネルギーがプラス思考の自分に出会わせてくれます。
お手入れや取り扱い方法とは?
ダイヤモンドのモース硬度は、最高ランクの硬度10です。
このモース硬度は、表面の傷つきやすさを示す値で、擦れたりしても宝石の表面に傷がつきにくくいため、普段使いしやすい宝石だと言えます。
ただし…ダイヤモンドは靭性がそれほど高くない?
一定方向からの衝撃に対してはヒビや割れが起こりやすい性質です。
そのため、普段の取り扱いにおいては、ぶつけたり落としたりなど強い衝撃を与えないように注意しましょう。
ダイヤモンドのお手入れ方法は?
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、優しく汚れを洗い流してあげるのが良いでしょう。
超音波洗浄機やスチームクリーナーに対しても強いです。
こまめに洗浄をする事で、いつまでも美しい状態を維持してくれます。
まとめ
4月の誕生石であるダイヤモンドは、昔からずっと人気だったというわけではなく、ラウンドカットの原型ができた17世紀ごろから人気が高騰した宝石です。
傷がつきにくくお手入れもしやすく、マリッジリングなどにもよく使われる有名な宝石です。