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自然が作り出した最高傑作!トラピッチェとは?

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トラピッチェとは、宝石が生成される過程において不純物が入り込み、石の中で六角形の形状となった石です。希少性が高く、エメラルドだと全体の1%以下しか採掘できません。日本でも、桜石はトラピッチェで人気があります。

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トラピッチェとは?

トラピッチェとは、放射線状に模様が入った宝石のことを指します。トラピッチェが最初に発見されたのは、コロンビアです。名前の由来は、この模様が歯車の形に似ていたことです。スペイン語で歯車という意味を持つ「トラピッチェ」に由来しています。

トラピッチェは、特定の宝石にだけ現れるというわけではありません。石によって発生率は大きく異なりますが、宝石の中に含まれているインクルージョンや不純物によって作られます。地下で鉱石が生成される過程において不純物が混入し、石の中で偶然、六角形状に充填されると、放射線のような形となってトラピッチェが作られます。

トラピッチェの特徴と魅力

トラピッチェは、大きく3つのタイプに分類できます。

1つ目は、石の中心に六角形があり、そこからインクルージョンや不純物によって石全体に6本の線が伸びているものです。

2つ目は、石の中心に六角形はなく、6本のラインが石の中心で交差しているタイプです。

そして3つ目は、石の中心に六角形があり、外側にラインではなく大きな結晶が6つ存在して、大きな花弁のような形を形成しているものです。

トラピッチェの魅力は、美しさもさることながら、なんといってもその希少性にあります。採掘された鉱石に人為的に六角形の模様を加工したわけではなく、自然の環境下において生成される、偶然の産物ともいえるトラピッチェは、例えばエメラルドなら全体の1%程度しか存在しません。しかも、全ての鉱山がトラピッチェを形成できる条件がそろっているわけではないため、特定の鉱山からしか産出できないという希少性もあるのです。

トラピッチェの種類!代表される6種類

トラピッチェは六角形の模様という意味で、鉱物で条件が整えば、どんな種類でも形成される可能性はあります。その中でもよく知られている1つ目のトラピッチェ宝石と言えば、やはりトラピッチェ・エメラルドでしょう。トラピッチェと言えばエメラルドと言われており、コロンビアの鉱山でわずかに原石が採掘されます。希少性が高いため、一般的なジュエリーとして流通することは少なく、たいていは、コレクター向けの宝石として取引されています。

2つ目は、トラピッチェ・サファイヤです。1996年のバーゼル展示会で初めて紹介された宝石です。オーストラリアで採掘されました。その宝石は、濃いブルーのサファイヤの中に、白いラインで六角形が浮き出ていました。他に、別の色のラインのインクルージョンを持つトラピッチェサファイヤなども採掘されています。

3つ目は、トラピッチェ・ルビーです。1995年にミャンマーで採掘されたルビーは、中心がほとんど見られずにユニークな六角形を描いている宝石として注目されました。ベースとなる石のカラーは暗めの紫赤色で、薄くカットすることによってトラピッチェをより楽しめるとされています。

4つ目は、トラピッチェ・ダイヤモンドです。ダイヤモンドにトラピッチェが現れることはとても稀で、非常に希少性が高いダイヤモンドとして、GIAにも認定されました。

5つ目は、トラピッチェ・アメジストです。ダイヤモンドやサファイヤ、ルビーなどの鉱物と比較すると、アメジストは生成される過程における化学成分によって、多くはトラピッチェとよく似た模様が見られます。しかし全てがトラピッチェと認定されるわけではなく、偶然六角形を描いたものがトラピッチェとなります。

6つ目は、トラピッチェ・クオーツです。比較的採掘量が多いトラピッチェ宝石で、その中でもルチルインクオーツは、金色のルチルが美しい六角形を作り出している石として人気があります。トラピッチェが現れやすいクオーツは、主にコロンビアやインド、ビルマやモンゴル、そしてロシアやメキシコなど、世界各国で採掘されます。

日本でも採掘できるトラピッチェ宝石

トラピッチェは、宝石の中でも希少性が高い模様です。しかし、クオーツなど石の種類によっては、比較的高い割合でトラピッチェが現れることもあり、日本でもトラピッチェが現れやすい鉱石はあります。

それが、桜石です。京都の亀岡市で採掘される白雲母は、美しい青色が美しいアイオライトが生成される過程において、他の鉱物が入り込んで花弁のような形を作ることがあり、その断面図がちょうど桜の花の花弁によく似ていることから、桜石とネーミングされました。必ずしもアイオライトが桜石となるわけではないものの、発生率が比較的高いことから、桜石は京都を代表する宝石としても人気があります。

ちなみにこの桜石は、1922年には国の天然記念物に指定されている他、2016年には京都府の石としても指定されています。

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まとめ

宝石が地中で生成される過程でインクルージョンや不純物が混じり込み、六角形の形を作ることがあります。これを、トラピッチェと呼びます。エメラルドが有名で、他にもクオーツやアメジスト、また日本の桜石のように、トラピッチェが現れやすい鉱石もあります。