ターンブル & アッサーのビスポークの実際を紹介
出典:turnbull&asser公式
ターンブル&アッサー(turnbull&asser)のビスポークシャツは、以下で紹介する英国の3店舗と米国の1店舗がメインとなります。
日本からもオーダーできますが、原則最低2枚以上のオーダーとなります。
基本の流れは日本でのフルオーダーシャツと同じですが、念のため順番に説明します。
ターンブル&アッサー(turnbull&asser)のビスポークオーダーらではの生地も
出典:turnbull&asser公式
①ビスポークの部屋へ!
店内でビスポークはどこか尋ねれば案内してくれます。
②まずは希望の生地選び!
英国のロイヤルファミリーも着ているというトマス・メイソンの生地がほとんどながら、ターンブル&アッサー(turnbull&asser)でしか選べない限定生地もあります。
全部で1000種類以上はあるようです。
見本帳から、色と柄も合わせて希望する生地を伝えます。
③次いで襟の形(カラー)を選び!
レギュラー、ラウンド、セミワイド、ボタンダウンなど数種類あります。
またターンブル&アッサー(turnbull&asser)ならではの、プリンス・オブ・ウエールズという襟全体が長めで開きが狭いというセミワイドに似たカラーが人気のようです。
④次はカフス(袖口)デザインを選択!
カフスはシングルとダブルがあり、シングルでもボタン数の違いで1つ、2つ、3つの各ボタンから選べます。
カフスの角、つまり袖口の合わせ目もカットせずに90度のままのスクエア、約45度にカットしたマイスター、丸くカットしたラウンデッドから指定します。
⑤採寸
最後に前立てと背中のダーツかプリーツかを決めて採寸に移ります。
採寸は少なくとも19カ所が基本で、メジャーを当てつつ計っていきます。
採寸での各サイズを上記の①~⑤の希望に沿った仮縫いシャツに適用して、仮縫いの出来上がりを待つことになります。
⑥支払い
この際に料金を払います。
生地の他、オプションで若干違いますが、日本円で5万円~6万円が相場のようです。
⑦仮縫い試着
仮縫いしたシャツは約1カ月で届きます。
届いた仮縫いシャツは、着用と洗濯を最低3回は繰り返します。
綿100%の生地は特に縮むので縮み具合などから本縫いの際に仮縫いを参考にするのです。
なお、着用と洗濯を3回以上という指示は、仮縫い完了時に伝えられます。
仮縫いシャツで気に入らない点や、着てみて気になる点があれば修正できるので、修正点を伝えて、直してもらいます。
⑧納品
仮縫いの修正希望を施したシャツが1~2カ月で届きます。
ターンブル&アッサー(turnbull&asser)ならではのビスポークシャツを心行くまで味わってください。
ターンブル&アッサー(turnbull&asser)の取り扱い店舗情報とは?
出典:turnbull&asser公式
ターンブル&アッサー(turnbull&asser)の店舗は、発祥の地である英国ロンドンに3店舗、米国ニューヨークに1店舗の計4店舗。
日本には直営店はありませんが、日本橋三越、阪急メンズ大阪、ヴァルカナイズ・ロンドンの各店舗でシャツを3万円台から販売しています。
またビスポークも受け付けているので、問い合わせてみてください。
まとめ
ビスポークによるシャツ作りが有名なターンブル&アッサー(turnbull&asser)の実際のビスポーク例を中心にまとめました。
世界での認知度が高いにもかかわらず、実店舗はロンドンとニューヨークにあるのみになっておりますが、日本でもビスポークによるターンブル&アッサー(turnbull&asser)のシャツを作ることができますので、ぜひこの機会にお試しください。
きっとお気に入りのシャツになるはずです。