Tシャツに毛玉ができてしまうと見栄えが悪いので、すぐに除去する必要があります。
しかし、取り方によっては生地を傷つけてしまうこともあるので、そこで、どんな方法がNGなのか、カミソリを使うなど効率的な方法にはどんなものがあるかをチェックしていこう。
間違ったTシャツの毛玉の取り方を押さえよう!

大事にしているお気に入りのTシャツに毛玉ができてしまうと見栄えが悪く、そのままでは着られなくなってしまいます。
Tシャツ姿は他に身に着けるアイテムが少ないということもあって、余計に服のアラが目につくものなので、しっかりと手入れをする必要があります。
しかし、間違った毛玉の取り方をすると、シャツそのものを傷めてしまうことがあるので注意が必要です。
間違えた方法1)むしったり・こすったりはNG1
たとえば、そのまま毛玉を手でむしったりこすったりして取る方法があります。
こうすると、生地の他の部分まで繊維がはがれてしまったり、摩擦によって表面が傷んだりすることがあり、色がついている生地であればこすった部分が色あせしてしまうこともあります。
間違えた方法2)スポンジでこするのもNG1
もう一つの間違った方法は、スポンジでこするという方法です。
スポンジに玉になっている部分がからまり取れるというものですが、基本的には手でこするのと大して変わりません。
簡単に綺麗にはできるが、余計に繊維が取れてしまったり、やはり生地にダメージを与えてしまったりするため、シャツに適した取り方ではないので避けた方が良いでしょう。
超簡単!Tシャツの毛玉の取り方とは?

上記のような取り方ではなく、生地へのダメージを最小限にして毛玉を取る方法を順に紹介していきたいと思います。
ご家庭にあるアイテムを用いるだけでも、簡単にTシャツを傷めず、毛玉取りを行うことが十分可能です。
T字型・安全カミソリでカット!
T字型もしくは安全カミソリを優しく生地に沿わせるようにすると、毛玉だけが取れます。
根元をカットして除去できるので余分な繊維が抜けず、それほど生地にダメージを与えないのがメリットで、家庭にある道具で綺麗にできるという点も優れています。
ハサミでカットすることも有効!
似た取り方としてはハサミで切るという方法もあります。
根元に当てて玉になっている部分だけをカットしていき、この時、生地を切ることがないように、玉を浮かせるように裏から手で押さえるのがコツになります。
多少手間がかかりますが、確実に除去できるのと生地を傷めないというのがメリットです。
ただし、たくさん毛玉ができていると、全てをカットしていくのが大変になることもあるので注意が必要です。
毛玉の出来方を知ってしっかり予防!

そもそも、生地を傷める可能性のあることはできるだけしないに越したことはありません。
そのため、日ごろからしっかりと服を手入れしておくことが重要です。
繊維が浮き上がったり摩擦などでまとまったりしてしまうことで、小さな玉状の繊維の塊ができてしまうので、これを防ぐために、繊維の流れをいつも一定方向に整えておくことが必要になります。
服のブラッシングは大丈夫?
具体的には服にブラシを当てるのが有効的です。
洋服の手入れ方法として、一度服を着たらその度にブラシをかけるというのは基本だが、これはTシャツにも当てはまるケア方法である。
スーツなどに使う専用の洋服ブラシは、毛がしなやかでかつ腰があるため、繊維が細かく密集しているTシャツでもしっかりと流れを整えることができるので便利です。
シャツは外気に触れるものなので、ホコリや砂が付着しやすいものでもあります。
洗濯機にかける前にブラシをかけることで、繊維の間に入り込んだ汚れを取ることもできて、より綺麗に洗濯ができるというメリットがあります。
