スーツの豆知識

スーツの値段が決まる3要素をセレクト!年齢別のスーツの相場とは?

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予算に糸目をつけずにスーツを買える方々はさておいて、自分のお好みのスタイルやデザイン、あるいは体型に合ったスーツを買いたい、と考えた場合、一番気になるのはやはり値段。
特にスーツへのこだわりが強いほど、1着の値段に敏感になるのは当然です。
お気に入りの一着、となるようなスーツを買い求める際の3大要素とされる素材、生地、仕立てについて解説しながら、スーツの値段について考えてみました。

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年齢が上がるにつれ上昇していくスーツの値段

スーツの値段

社会人の年齢に比例するのが、スーツを買った回数といえるかもしれません。
特に営業職の方は、制服ともいえるスーツを季節別にそろえることを考えても、最低年に一度は購入する計算になるのではないでしょうか。

素材や生地などでピンキリなスーツ1着の値段

職種別のスーツ購入回数はともかく、ひとくちにスーツ、といっても量販店の1万円前後のものから、10万円以上するオーダーメイドまで、値段はピンからキリまであります。
なぜスーツ1着でこうも値段が違うのでしょう。
そんな疑問に答えるべく、スーツの値段の根拠などを調べてまとめてみまし た。

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スーツの値段を決める3大要素とは?

スーツの値段

まず、スーツの値段は、素材、生地、仕立てという3つの要素で構成され、価格の高低に反映されるのが一般的です。
それぞれ詳しく見ていきます。

スーツの値段の構成要素1)素材

スーツの値段

スーツの値段を決める最大要素といえるのが素材です。
価格の安い素材は、いわゆる石油から作られた化学繊維であるポリエステルが有名です。
ポリエステル100%というスーツもあり、1着1万円前後で買うことができます。
ただし、欠点として静電気が発生することと、経年変化でテカリが出やすいこ となどがあります。

スーツの値段に影響する素材の価格

他方、高い素材は羊毛を使ったウール100%が一般的です。
ウールよりも高級な絹やカシミアといった素材がありますが、ビジネススーツとして着ることを考えた場合、コスパが良くないので、ここでは触れません。

スーツの値段を左右する素材はポリエステル100%が最安

スーツの値段

また、ポリエステルと羊毛を混ぜて紡いだ糸を使った混紡という素材もあり、 構成割合はいろいろですが、ウール、ポリエステルとも50%ずつ、という素材が大半です。
さらに、素材となる糸の紡ぎ方によって、光沢や強度に差が出たり、空気を多く含むことで軽く暖かい素材になる、といった違いがあります。
スーツの素材とその特徴についての詳しい説明は、別の機会に譲ります。

スーツの値段の構成要素2)生地

スーツの値段

前述した繊維素材を、いくつかの方法で織った製品が生地になります。
生地の元になる素材を紡いで織るわけですが、織り方によって生地の強度や通気性、光沢などが違ってきます。

スーツの値段を決める生地の善し悪しを見分けるポイント

ちなみに良い生地を見分けるポイントとして次の3つがあります。
簡単な説明ですが、覚えておいて損はありません。

A)光沢
テカリではなく、素材が発するつややかさです。
同じ色の生地を見比べると違いがはっきり分かります。

B)感触
もっぱら柔らかさに基準が置かれ、ソフトなタッチという感触です。

C)シワ
良い生地は、シワがすぐに戻ります。
裾などをつまんで復元力を見ます。

生地メーカーとしても有名なゼニア社のスーツの値段は1着30万円!

余談ですが、生地メーカーとして世界的に有名なのが、イタリアの「ゼニア」でしょう。
高品質の服地を生産するとともに、独自の服飾ブランドでの販売もしているうえ、世界の有名服飾メーカーにも生地を卸しています。
スーツを含めた服飾市場でも著名で、日本にも直営店があり、スーツ1着の値段は高い物で30万円以上になります。

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