スーツの豆知識

スーツの歴史!ブリティッシュを起源としたグローバルなスタイルとは?

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スーツのジャケットは時代と共にスタイルが変化しています。
まだスーツがサックコートと呼ばれていた時代には、スーツは文字通り上着としてコートとしての役割を担っていました。
そんなジャケットの歴史的な背景から、マナーやルール・そしてブリティッシュな着こなしについて、紹介していきます。

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スーツやジャケットの歴史はサックコートから・・・

スーツ 歴史

スーツがサックコートと呼ばれていた時代には、ディテールは丈が太ももまであったり、膝丈のニーロングなどロングサイズの着丈でした。
身幅も太目に出来ていて、ボタンは現在よりも多く5個程度付いていたようです。
現在のスーツは室内で着用するラウンジコートなどとサックコートのデザインが中和したもので、上下揃いのツーピースになっていきました。
その過程でベストやジレを合わせる3ピーススタイルも一世を風靡しましたが、現在はあまり見かけない着こなしのスタイルになっています。

スーツの歴史は、サックコートのパンツも揃えラウンジスーツが確立?

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出典:http://japgents.hatenablog.com

ラウンジコート・スーツは、室内でお酒を飲んだりくつろぐ時に愛用されてきました。
着丈の長いドレスコードの厳格なものではなくて、簡単に着られてリラックス出来るのは軽くて気軽に羽織ることが出来る着丈の短い簡単なジャケットだったのです。
当初はジャケットだけでしたが、揃いの生地でパンツも仕立てることによって、上下セットのラウンジスーツスタイルが確立されていきました。
はじめは室内のみで着用されておりましたが、徐々に外出でも着られるようになっていったのです。
現在も室内にいる時はポケットのフラップを中にたたむようにいわれているのは、その頃の名残なのです。外に行く時には、ポケットの中身が飛び出さないようにフラップを外に出し、室内ではフラップをポケットに入れておくのが紳士の嗜みでした。

歴史の変化によって進化したスーツのスタイル!

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出典:https://muuseo.com

こうして時代によってスーツスタイルは大きな違いがあります。
着まわしも時代やスタイルによって大きく変わり、コーディネートの幅を広げます。
1890年ごろまではスーツといえばシングルのものしかありませんでしたが、ちょうど20世紀に入る前後にダブルのスーツジャケットが発明されました。
そして1920年頃にはダブルの服が大流行し、様々なアレンジが加えられていったのです。
時代を現代に移しても、流行はさまざまに移り変わってきました。

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現在のスーツやジャケットは大きめな着こなしが流行?

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現在はビッグシルエットの服を各メゾンがリリースして、モードに影響されるようにしてストリートカルチャーからも大き目な着こなしが増えております。
パンツをワイドシルエットにしたりインチアップして履き、シャツは身幅の大きなデザインを着用します。
そうすることによって体形を隠しつつ、エアリーな着こなしを楽しむことが出来ます。
ビッグシルエットの良いところは、こなれた感じがしつつも、印象的にはやわらかなところにあるのです。
体の体形を隠すことによって中性的になり、温和な雰囲気すら身にまとうことが出来ます。
実用面では夏場には通気性が良くなり涼しくなるメリットがあるのです。
窮屈な感じもしなくなるので血行が良くなり、新陳代謝が好調になる場合もあります。

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