ジャケパンはビジネスシーンでもカジュアルでも着られる万能コーデになります。
それだけに、色や柄、サイズ感などジャケットとパンツの組み合わせに工夫を凝らして、このスタイルならではの魅力を楽しめるようにしていこう。
そもそもジャケパンとは?
ジャケパンとは、ジャケットとパンツの組み合わせのことを指します。
これはスーツスタイルとは異なる装いであり、というのも、スーツの場合はトップとボトムは同じ生地を使うためセットアップとなるからです。
一方でジャケパンの場合は、上下で異なる生地を用いるケースを特に指すため、上と下で色や柄が異なるし、別々に服を作っているためシルエットの雰囲気を変えることも可能になります。
ジャケパンスタイルはビジネスシーンでもプライベートシーンでも可!
こうしたことから、スーツよりもカジュアルな装いとして着られるものとなっており、とはいえ、やはりジャケットを着ているわけなので完全なるカジュアルということではなく、フォーマル寄りのスタイルと言えるのも事実です。
ビジネスカジュアルなどでは、このスタイルをするのが普通となっているのでビジネスシーンでも全く問題なく、そして、普段着としても着られるという融通性があるのも特徴で、完全なるカジュアルスタイルよりも整った印象を与えるので、フォーマル寄りに装いたい時などにぴったりです。
大人の男性の魅力を引き出すことができる組み合わせなので、ぜひともカッコよく着こなすコツを覚えておこう。
ジャケパンスタイルは、組み合わせ次第で、幅広いコーデが可能!
二つの服の取り合わせを変えることで、かなり多様なコーデができるのも魅力的です。
カラーの違いや柄のマッチング、サイズ感の違いなどによっていろいろな雰囲気を演出でき、ちょっとした着こなしの仕方で、おしゃれの幅を広げられるスタイルでもあるので、いわゆる定番スタイルだけでなくより突っ込んだコーデができるようにいろいろ試してみると良いでしょう。
ジャケパンにおすすめのジャケットの色と選び方!
ジャケパンスタイルで定番となっているジャケットのカラーとしては、ネイビーがもっとも一般的になります。
パンツと合わせるのが楽で、いろいろなシーンに着まわすことができます。
落ち着いたフォーマル感覚のトーンなので、ビジネスシーンでも違和感なく着ることができ、また、カジュアルの場面でも締まった清潔感のあるイメージを出せるので、他の服との取り合わせを変えてコーデを考えることが可能です。
全体としては整った印象を与える色なので、サイズ感はジャストにするのがおすすめで、ラペルは今トレンドの太めにして男性らしい印象を強調するが良いでしょう。
グレーは使い勝手が良好!
ネイビーの他に使い勝手が良いのがグレーになり、少し薄めのグレーにするとさわやかな感じが強くなって、夏場の暑い時期でも着やすくなります。
しかも、グレーはほとんどの色との相性が良いので、シャツやボトムとの取り合わせを悩まなくても済みます。
シャツだけを濃いトーンにして、パンツをホワイトなど明るいカラーにするコーデはメリハリが利いていておすすめです。
薄いグレーだと膨張色となるので、やはりサイズ感にはこだわり細身のシルエットを選ぶようにしましょう。
チェック柄はおしゃれ度倍増!
カジュアル寄りのジャケパンスタイルをしたいのであれば、チェック柄のものを選ぶと遊び心が出て楽しいアイテムになります。
ネイビーでもグレーでもチェック柄のものは、ソフトなイメージが前面に出ながらも落ち着いた印象を与えてくれるので、いろいろなシーンで着られて便利です。
ブラウン系の色のものでチェック柄を選ぶと、よりカジュアル感と柔らかさが出てきて、シャツもカジュアルチックのものを選ぶなどして、全体のバランスを取るようにすると統一感が生まれておしゃれな着こなしができます。
ジャケパンにおすすめのパンツの色と選び方!
ジャケパンはスーツとは異なり、上下の生地が異なるのが特徴となっており、そのため、この特徴をいかに生かせるかがコーデのポイントとなるので、ジャケットとは異なるカラーのものを選んで履くことが重要です。
上を濃い目の色にしたら、パンツは明るい色にしよう!
たとえば、濃いネイビーやブラック寄りのジャケットにしたら、下はベージュやライトグレー、場合によってはホワイトにすることもでき、上下の対比を付けることで、はっきりとしたメリハリを加えられてジャケパンのメリットが生かせます。
上を薄いトーンにしたら、パンツを濃いトーンにしよう!
一方で上を薄いトーン、たとえばライトグレーにした場合は、パンツを濃いトーンにするのが基本となります。
ブラックにするのもありだし、より強めのグレーにすることもでき、グレーの組み合わせだと全体的に落ち着いて見えるので、シャツに工夫を凝らして色味のあるものを選ぶとバランスが良くなります。