宝石は、硬度や美しさなどによって貴石か半貴石に分類されることをご存知でしょうか?
分類の仕方は実に様々で、何を基準にするかによって貴石か半貴石かどちらに分類されるかは違いがあるのですが、実はそこに明確な違いや意味の線引きはありません。
また、貴石も半貴石も、両方カラーストーンと呼ばれる石が多いのが一般的になります。
そこで今回は、貴石や半貴石の意味や様々な定義付けについて、その違いを紐解いて紹介していきたいと思います。

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“貴石と半貴石”とは?宝石の違いは何?

宝石好きの人ならば、『貴石』や『半貴石』という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そして、これらはどちらも『天然の宝石』になります。
貴石と半貴石は明確な違いや意味の線引がない?
地域や国、ブランドなどによって定義の付け方が異なるため、貴石と半貴石については、明確な違いや意味の線引が実はありません。
しかしながら、貴石も半貴石も共通して、石の品質によって分類分けがなされているわけではなく、宝石の種類に応じて分類分けがされています。
つまり、購入に際して、貴石の方がが良い、半貴石の方が良いということは厳密にはないとされています。
基準によって異なる分類の違いについて!

それでは、貴石か半貴石かは、何を基準に分類分けがされているのでしょうか?
実は、何を基準にして分類分けを行うかによって、どの宝石が貴石なのかまたは、半貴石になるのかが異なります。
例えば、専門家の間では、世界4大宝石と呼ばれているサファイヤやダイヤモンドに加えて、ルビー、エメラルドなどの4つの宝石のみを貴石として取り扱い、それ以外の宝石は全部半貴石として取り扱うこともあります。
そしてこのような基準は、ヨーロッパの伝統的な考えに基づいた定義付けの方法になります。

近年宝石の美しさで分類分けするのが人気!
しかしながら最近では、宝石の美しさによって貴石なのかそれとも半貴石なのかを定義付ける方法が人気を博しています。
美しさという基準で分類すると、オパールや翡翠、アレキサンドライト、そして上記に挙げた4大宝石が貴石に分類され、その他は半貴石となります。
半貴石でも高値での宝石は沢山ある!
その他にも、石の希少性や、硬度に応じて基準を設け貴石か半貴石かいなかを決められるケースも少なくありません。
しかしながら、貴石が高級で半貴石がそうではない、ということはなく、どちらも立派な宝石であることには変わりありません。
このようなことから、半貴石でも高値で取引されている宝石は実に沢山存在しています。

総称カラーストーンの種類を紹介!

貴石と半貴石はどちらも、カラーストーンと呼ばれる石が多いという共通点があります。
カラーストーンには様々な種類があります。
クレオパトラが愛用していたエメラルド!
例えば、世界4大宝石の1つであるエメラルドは、5月の誕生石としても有名です。
古代エジプトではクレオパトラが愛用していた宝石として言い伝えがあり、エジプトでは現在でも、当時クレオパトラが所有していたというエメラルド鉱山があります。
7月の誕生石としても有名なルビー!
引き込まれるようなレッドカラーが実に美しいルビーもまた、世界4大宝石の1つです。
7月の誕生石としても有名な宝石になりますが、結婚40周年を祝う宝石としても大変人気です。

情熱的な赤色が人気のガーネット!
赤い色をした宝石と言えば、ガーネットもあります。
こちらもカラーストーンの1種として著名ですが、石の濃淡によって異なる表情を楽しむことができるのが、ガーネットの最大の魅力になります。
濃いブルーが印象的なサファイヤ!
サファイヤもまた、世界4大宝石のカラーストーンです。
サファイヤというと濃いブルーが印象的なイメージですが、近年では青色以外のファンシーカラーを呼ばれる石も人気が高く、ジュエリーなどで購入できます。
カラーストーンではなく例外的なダイヤモンド!
世界4大宝石のうち、ダイヤモンドは無色透明で色がついていないという点で、カラーストーンには分類されません。
貴石や半貴石にはカラーストーンが多いものの、ダイヤモンドは例外となっています。
10月の誕生石として人気のオパール!
10月の誕生石として人気のオパールもまた、カラーストーンに分類されています。
この宝石には遜色効果があるため、その時々で美しい虹のような輝きを楽しむことができます。
透明度こそ高くないものの、多くの人々を魅了し続けている宝石になります。
ペリドットやアクアマリン、トパーズもカラーストーンとして有名!
その他にも、トパーズやアクアマリン、ペリドットなどもカラーストーンに分類される宝石になります。
貴石か半貴石かの分類分けでは、これらの宝石は半貴石として取り扱われることが多い宝石になりますが、どれも誕生石として扱われており、美しい輝きを放っています。
誕生石にはカラーストーンが多い?

1月〜12月までの誕生石として扱われる宝石は、その国や地域によってそれぞれ多少の違いがあります。
しかしながら、どのケースをとってみても、それぞれの月で用いられる誕生石は、美しい輝きを放つカラーストーンが多く採用されています。
しかし、宝石の王様とも呼ばれているダイヤモンドだけは、無色透明なため、カラーストーンにこそ分類されていませんが、それ以外の宝石は青や緑や赤などといった、美しい色を持つ宝石が、誕生石として挙げられています。
誕生石にカラーストーンを用いることが多い理由とは?
誕生石に採用されている宝石に、カラーストーンが多い理由は、古代の人々がそれぞれのカラーストーンが保有する美しい色彩に魅了されたことに由来しています。
美しい色を持つカラーストーンは、古代から高値で取り引きがされており、現在でも色の美しさや石の大きさ、更には希少価値などによって、入手困難な高価な宝石である上、それぞれの宝石ごとに、色々なステータスを与えてくれます。
それらに加えて、各カラーストーンごとに、様々なパワーやエネルギーを秘めており、それらを誕生石として保有することで、お守りとしても身に着けるようになりました。
カラーストーンを身に着けることで様々な効果が期待できる!
貴石や半貴石、そしてカラーストーンは、それぞれ分類方法や定義に違いがあります。
しかし、どの宝石もそれぞれに抱えるパワーやエネルギーがとても強いため、カラーストーンを身に着けることで、色々な効果が得られる宝石ばかりになります。

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5.まとめ
貴石か半貴石かの定義は明確になっておらず、どのような基準で分類するかによって、同じ石でも貴石となるか半貴石となるかが異なります。ただし、どちらも天然石ですし、石の品質による区分ではなく、石の種類によって分類されます。貴石も半貴石も美しい色を持つカラーストーンが多く、その多くは誕生石としても採用されています。