革靴にシワが入ってしまうと見栄えが悪くなってしまうい、ひび割れなど、さらにひどい状態に進行してしまうことがあります。
そのために、日ごろからすべきお手入れと、付いてしまったシワを取り回復させる方法をこの機会一度チェックしてみましょう。
革靴にシワができる原因とは?
革靴の甲にシワができてしまい、ガッカリしてしまうことはないでしょうか?
買ったばかりの靴で、ほんの数回しか履いていないのに、はっきりとシワが残るとなおさらです。
しかしながら、革靴にシワができるのは仕方のないことだと割り切りましょう。
なぜならば、普通に歩いていても、かかとが上がっているのに爪先が付いているという状態が続きます。
そうすると、足の甲に曲面ができ、それが靴にシワをもたらす原因となったり、完全にシワがないままでキープしたいと思ったら、その靴を履かないでおくくらいしか、根本的な解決がないのが現状であるためです。
ここからが本題!サイズが合った靴を選ぼう!
とはいえ、しっかりとサイズが合っている革靴であれば、それほどシワが深くなることはありません。
逆に靴が大きすぎたり、靴が足の甲に浮いた状態だったりすると、余計に靴が曲がってしまいシワが深くなるので注意が必要です。
歩き方も靴のローテーションも重要!
また、歩き方に問題があることも考えら、爪先をあまり上げない歩き方をしていると、その分足の甲が曲がるのでシワが寄りやすくなります。
そして他にも、毎日靴を酷使して休ませないというのもひどくなる原因になります。
革は生きているので、多少シワが入ったとしても、しっかりと手入れをして休ませれば復活することを覚えておきましょう。
しかし、手入れもろくにせず、毎日酷使しているとその分シワがひどくなってしまうため、日々の手入れが重要になります。
革靴にシワができるデメリット!
シワができるのは、上記のようにある程度当然とも言えますが、ひどくなった場合や、シワをそのまま放置したりすると、靴に深刻なダメージを与えることがあります。
シワの部分がひび割れてしまうが多い!
ひび割れは革の乾燥によって起こるものですが、シワができている部分は、より革が弱っているので、他の部分よりもひび割れが起こりやすくなります。
また、シワ程度であれば手入れによって回復できますが、ひび割れとなってしまうとかなり難しいこともあるので、できるだけ早いうちに対処しないといけません。
加えて、シワができた部分は、その部分が変形し、多くの場合内側にへこんだ状態となります。
そうなると、足の甲に当たってしまったり、脇の部分が締まって足の付け根がきつくなったりしてしまいます。
このような状態では、快適に靴を履くのが難しくなり、歩くたびに痛みを与えたり、窮屈感をもたらしたりするので注意しましょう。
単純に見栄えが悪いというのも問題です!
少々のシワであれば当然とも言えるが、どんどんひどくなってしまうといかにも手入れをしていない靴を履いていといった印象になってしまいます。
オシャレに靴は欠かせないものなので、靴の状態を綺麗に維持することにも気を配るのは、とても重要になります。
革靴にできてしまったシワの取り方!
最も基本的なケア方法は、使うたびにシューキーパーを入れるという方法です。
革靴は再生力があるので、シューキーパーを入れて何日か休ませておけば、ある程度回復します。
その際、日ごろの手入れとして、リムーバーを使って汚れを取り除いた後、クリームを塗っておくことを忘れないようにしておきましょう。
シワが残るならスチームをかけるのも一つの方法!
服用のスチーマーを使って、蒸気と熱を与えることでシワが伸びるは、ご存知でしょうか?
ダイレクトにスチームを与えると革が傷むので、薄めのタオルを靴に当てて蒸気をかけるのがポイントです。
また、靴にはシューキーパーを入れておき、型崩れが起こらないようにします。
丁寧にシワがある部分にスチームをかけたら、タオルを取り除き湿りを拭き取った上で、クリームを塗って靴を休ませましょう。