革靴は、休息をさせずに毎日同じものを履いていると寿命が短くなり、見た目にもすぐ汚くなります。
適切なローテーションをするためには何足くらい持っておくと良いのか?
雨の日も考慮して、デキるビジネスマンが持つべき革靴の数と種類を検討してみよう。
デキる男は何足の革靴を常備するのが基本?
同じ革靴を、毎日のように履いているということはないだろうか?
確かに足にフィットして見た目がカッコイイ一番気に入った靴を履いていたいという気持ちは分かるりますが、しかし、いつも同じ革靴を履くのは、靴の寿命を早めるだけで良いことはまずありません。
デキるビジネスマンは革靴を何足も持っていて、それをローテーションしており、これはいつも異なる靴を履いて違いを出すということが主な目的ではありません。
革靴は毎日繰り返して履くと、傷みが早くなり、見た目も悪くなってしまうからです。
3足〜5足の革靴をローテーションしよう!
ローテーションするために持っておく革靴の数については、ズバリ3足から5足は必要です。
最低3足は必要で、いろいろな要素を考えると、やはりデキるビジネスマンとしては5足は持っていたいもの。
たしかに、しっかりとした質の革靴を5足もそろえるとなると、それなりのコストがかかりますが、しかし、長期的に見るとこのくらいの数をローテーションした方が、より長くそれぞれの靴を持たせることができて経済的になります。
革靴は効果的にローテーション!理由と方法を解説!
3足から5足の革靴をそろえてローテーションさせることには、単にへたりを避けるという理由だけではなく、革靴を乾燥させる時間を増やす意図もあり、一日中履いていると靴は大量の汗で湿ってしまいます。
長時間歩いたり温かいオフィスにいたりすることが多いビジネスマンは特にそうですが、この汗が乾かないままで、すぐに次の日に履いてしまうと常に湿った状態になってしまいます。
そしてこれはカビを呼び起こす原因となります。
カビ対策は押さえておこう!
カビは湿気が多く、繁殖する栄養分があるところでどんどん増えていき、汗で湿った靴というのは、その点で理想的な環境になります。
カビが発生すると特有の匂いを発するため、他人に不快感を与えてしまう可能性があり、人を相手にするビジネスマンにとっては絶対に避けたい状況です。
こうした多湿状態を防止するためには、一日履いた靴は休ませてしっかりと乾燥させることが重要になります。
足から出た汗は革の内部にまで浸透してしまうので、少しの時間置いただけでは到底乾燥せず、また安全な状態で履けるようになるまでには、2日はかかります。
1日履いたら2日休ませるというサイクルを維持するためには、少なくても3足は必要となります。
雨の日の対応はこれ!
そして、これ以外にも雨の日用の靴を持っておくことも大切です。
革靴にとって雨は大敵で、雨染みや革そのものの品質低下をもたらす原因となるため、より堅牢な革を使っている靴を持ち、雨用として使うのがおすすめで、それに加えて、メンテナンスをする時ようにもう1足プラスしておくととても安心です。
革靴は毎回の手入れと共に、定期的に徹底的なケアをすることで、寿命を延ばすことができます。
こうしたケアをした靴は、多少の時間放置する必要があるので、そのための時間も考えてもう1足余分にあると良いでしょう。
何足か予備の靴を持っておくことで、より余裕のあるローテーションが組めます。
雨にも考慮!こんな種類の革靴を保有しておくと長持ち対策に!
何足革靴を持っておくと良いかという話では、ローテーションのためのストックを考える必要があります。
それと同時に、上記でも多少触れているが雨に備えるという意味でも何足か余分に揃えられると良いでしょう。
日本は梅雨があるので、どうしても革靴が雨に濡れてしまい、雨対策としては、まず撥水加工されている革靴がおすすめです。
撥水加工されている革靴を常備しとくべき理由!
見た目は普通の革だが特殊な加工をしていて、水をはじくことができます。
また、ガラスレザーの靴もおすすめです。
表面にコーティングされているタイプで、やはり強い撥水効果がありますが、ただし、こうした機能を持つ靴でも完全に防水ができるわけではありません。
また、足があく汗によって内部からの湿気も革に浸透してしまいます。
雨用の靴もやはり、何足か揃えておきローテーションできるようにしておくと良いでしょう。