スーツは体型にマッチしたものを選ぶことでぐっと印象が変わってきます。
カッコいい男を演出するためにも、サイズ感にはこだわりたいものです。
そのためにも、体型や号数に合ったスーツの選び方をチェックしてみることにしよう。
似合うスーツを選ぶポイントとは?

スーツが似合う似合わないというのは、いくつかのポイントがあります。
具体的には、肌の色や髪形、身長、体型などがあり、その中でも、最も重要なポイントと言えるのが体型になります。
サイズ感がぴったり合っていて、無理のないシルエットに着こなすことができていれば、違和感のあるスーツ姿というのは生まれません。
そのため、ジャケットの生地の色や細かなデザインにこだわるより前に、まずは自分に合ったサイズを探すことが何よりも大切になります。

そして、自分の体型をしっかりと見つめ、それを良く評価することも欠かせません。
というのも、自分の体型が気に入っていないので、それを服装でごまかそうとする男性もいるからです。
確かに、服によって体型を異なったイメージに見せることもできますが、しかし、それでは無理が出てしまうし、逆にダサイ格好となってしまうこともあるので注意が必要です。
そのため、隠そうとするのではなく、自分の体型に合ったもの、つまり体型の良さを強調できるスタイルのスーツを選ぶことが重要なポイントになります。

体型別に押さえておきたい選び方!

ガッシリ体型の男性は、あまり体型にコンプレックスを持たずに、適正なサイズのものを選ぶだけで十分です。
というのも、スーツは元々ガッシリ体型の人に合う傾向が強いからです。
日本ではスリムシルエットが流行っていて、細い方が良いという向きもあるが、スーツは威厳や男らしさを強調する装いでもあるので、ある程度ガッシリしている方がスーツ本来の良さが表現出来ます。
一方で、やせ型の男性は、スリムに決めようとして細めのシルエットを選ぶことが多い傾向にあります。
しかし、これだと華奢な印象が強くなってしまって、頼りなさが出てしまいます。
もっとも、貧相な体格が嫌だからと大き過ぎるサイズのものを選ぶとブカブカになってしまい、オシャレとは程遠い装いになります。
そのため、肩パッドや胸の芯が厚めに入っているものなど、上半身がしっかりしているものを選びつつ、ウエストなどは適正のものを選ぶのがベストです。
ぽっちゃりした男性の場合は、生地の色と柄に工夫をすると魅力的に見えます。
たとえば、スーツの色を濃い目のネイビーや紺、チャコールグレーにすると、締まって見えます。
逆に、薄いトーンの生地だと、視覚的な膨張効果で太って見えてしまうので、避けた方が良く、2つボタンにしてお腹周りの装飾をシンプルにすると共に、ボタンを留めて直接お腹が見えないようにするのもポイントと言えます。

そして、スラックスはシルエットに注目して選ぶことが重要です。
できればノータックのものを選び、ウエスト回りをすっきりさせ、そして、膝から下が細くなっていくシルエットのものを選ぶとバランスが良くなり、スマートな印象となります。

サイズ表も押さえておこう!

体型に合わせてスーツのタイプと号数が設けられているので、それを参考にして選ぶこともできます。
たとえば、Y体は細身の人用で、A体は標準体型向けであるといえます。
AB体というのはがっしり体型用のサイズで、BB体になると太めの人に向いており、実際の商品は、「Y5」など体型にプラスして号数が表記されています。
号数は数字が上がるごとにウエストや身長が大きくなるため、まずは体型がYからBBまでのどれに当てはまるかを確認して、自分の身長から号数を考えることで、サイズ表と自分の体型を合わせられます。
実際に試してみないと分からないこともあるので、異なる体型や号数の製品を置いているお店に行って、実際にどれが自分にフィットするのかを見てみるのも良いでしょう。
