初めてスーツを着た自身の姿を鏡で見た時、どう思いましたか?
案外、似合っているな、と馬子にも衣裳のような感じを受けた方も多いのではないでしょうか?
スーツを着るとかっこいい、と思えるのは、スーツが軍服をベースにしていること、社会人の制服としてファッション面を中心に様々な試行錯誤を経たことで、万人に合う服装になっていることが挙げられます。
しかし、かっこいいスーツも身に付け方を間違えるとダサダサの野暮ったい服装になってしまいます。
そうならないためのスーツのかっこいい着方を、構成するジャケットやパンツなどのパーツごとに着る際の注意すべきポイントを中心にまとめました。
かっこいいスーツに身を包むための指南書としてお読みください。
そもそも何故スーツ姿はかっこよく見えるのか?

男性のスーツ姿は女性から見ると、まるでゲレンデマジックのように、『かっこよく』そして、魅力的に見えてしまうようです。
まずは、そのついついスーツ姿がカッコよく見えてしまう理由について探っていきましょう。
仕事が出来そうに見える!
スーツは男性にとって仕事をするためのいわば戦闘服のような物になります。
しっかりとスーツを着こなすだけで、仕事がデキそうな印象を女性に与えます。
映画やドラマを見てもわかるように、スーツを着こなしている人は、良い印象が強く、より主役に近い配役の人ほど、スマートなスーツを衣装として使っています。
すなわち、『スーツ姿がかっこいい=仕事ができる人』という先入観が好印象を与える鉄板の法則であると考えられます。
知的で紳士的な印象を与える
仕事ができる印象を与える延長線に、『知的で紳士的』な雰囲気を与えることができます。
特にネイビースーツや、ストライプのスーツを上手に着こなすことで、スマートさがグッと高まり、品格さえも押し上げてくれます。
大人が着る服というような、印象からも紳士的な雰囲気が醸し出されるのが、知的で紳士的な印象を与えることが出来る大きな理由になります。
普段の私服とのギャップがカッコよく見える
プライベートの服装を知っていれば、ONとOFFとの差が見えてギャップが生まれ、よりスーツ姿がカッコよく見えます。
いつもとは違う服装でピシッとネクタイを締めたスーツ姿はより一層雰囲気が変わります。
実際女性側からの意見としては、社員旅行や、会社の行事の際に、特に上司や先輩に関しては、私服姿よりもスーツ姿の方がかっこよく、がっかりしたなんて声も少なくありません。
スーツ姿がカッコよく見える着こなし方とは?

かっこいいスーツ姿は、やはり押さえるべきポイントをしっかり押さえたオーソドックスな着こなしを、地道に実践することが肝要です。
着こなしや上手な着方の説明と似通っているかもしれませんが、まずはスーツを着る際の基本をアイテムごとに列記してみます。

スーツの色はネイビーをベースに攻めていこう!

ビジネススーツの基本色は、誠実さが込められたネイビーです。
少しおしゃれ感を出したい時は、信頼感を与えるグレー系も悪くありません。
ただし淡いグレーではなく、濃い目のチャコールグレーがビジネスシーンにはふさわしく映ります。
これが全てと言っても過言じゃない!サイズ感には拘ろう!

色の次は、ジャケットのサイズ感です。
ジャストサイズを選ぶようにします。
細かいポイントとしては、以下の各点があります。
\チェックリスト/
A)肩山が肩と合っているか
B)ボタンを留めた時、着合わせる部分に手の平より少し厚めの余裕があるか
C)着丈はヒップ下部がわずかに出るか、またはちょうど隠れる長さで
D)ジャケットの袖口からワイシャツの袖が1~1.5cm出ているか
E)ボタンは、一番下は留めずに、真ん中だけを留めているか
F)外ポケットには、型崩れしないように何も入れない

かっこいいスーツ姿2【ワイシャツ】

スーツを着ると、ワイシャツは全体が見えませんが、かっこよく着るには次の点に要注意です。
\チェックリスト/
A)色の基本は白または水色の無地かストライプで
B )襟の形はレギュラーかワイドにして、ジャケットの襟からはみ出さないよう に
C )首回りは一番上のボタンを留めて指が1~2本入る余裕を
D )袖の長さ(裄丈)は、腕を下げた状態で、手のくるぶしのから1.5~2cmほど 下がる長さに
E )おしゃれ感を出すために、襟の色が違うクレリックシャツ着用も
ネクタイはしめればいいという考えは禁物!

ネクタイは締めていればいい、というわけではありません。
以下の各点を実践 すればかっこいいスーツ姿になります。
\チェックリスト/
A) 色は派手でない無地またはストライプで
B )幅はジャケットのラペル幅と同じサイズの約8cmを目安にする
C )締めた時の長さは大剣がベルトに半分かかる程度で
D )結び目は、立体感を出すためにディンプルというくぼみを一つ以上作る
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