襟なしシャツのメンズ向けネックは7種類
さて、Tシャツに代表されるネックの形状、種類について見てみます。
レディースほど多くはありませんが、メンズのネックは以下の7種類に絞られ ます。
Tシャツのネック種類1)クルーネック
最も一般的なタイプのネックで、Tシャツはほとんどがこの形状です。
ただし、メーカーやデザイン、サイズの違いなどで、首回りの余裕に若干の違いがあり、ラウンドネックと呼ぶ種類を含むこともあります。
Tシャツのネック種類2)ボートネック
首元前部が、鎖骨がしっかり見えるほど左右に開いたネックを指します。
レディースが肌の露出を強調したい時などに適しています。
メンズではあまり見かけませんが、温かい地域などで、シャツの首回りの締め付け感を感じる時に重宝です。
Tシャツのネック種類3)Vネック
首の前部分がV字型になったネックで、レディースの種類からメンズとしても登場してきたようです。
顔がシャープに見える半面、胸元が開きすぎるため、時期やコーデによってはふさわしくない場合もあるので、着こなしは要注意です。
Tシャツのネック種類4)Uネック
前の首元が大きくU字型に下がったネックです。
こちらもレディースからの派生と言える存在で、ユニセックスとして着られる種類であったのが、メンズにも登場しました。
Vネック同様、切れ込みが多いため着こなしに気を遣うネックです。
Tシャツのネック種類5)ヘンリーネック
ネックの前部分にボタンで留める開いた部分があるシャツです。
英国のボートレース「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」の出場者が着るユニフ ォームとして登場しました。
ボタンの開閉によりフレキシブルな着こなしが可能とのことで、1枚で着る、 あるいはインナーとして着るコーデが増えています。
Tシャツのネック種類6)タートルネック
寒い時期には欠かせないネックの種類ですね。
ニットが有名ですが、上部を折り返してもサマになるのがファッショナブルで、古くから親しまれたネックといえます。
Tシャツのネック種類7)モックネック
タートルネックほど高くない首回りを持つシャツです。
折り返しはできず、ハイネックとも呼ぶようです。
インナーとして、重ね着をする際のアクセントにもなり、また防寒にも一役買える形状です。
まとめ
季節を問わず、毎日着ているシャツながら、ネックの形状の違いを筆頭に、素材や織り方、襟や袖口などのパーツの違いから様々な種類があることをお分かり頂けたかと思います。
フォーマル、カジュアルだけではないシャツの違い、次に袖を通す時に自分のシャツがどんな種類なのかチェックしてみるのも面白そうですね。