皆さんは通勤時を含めて終日スーツを着続けていますか?
クールビズなどもあって、昨今はジャケパン出勤も多いようです。
カジュアル化が進むフォーマルなビジネス社会ですが、スーツの上着にセットでないズボンをはいて出勤していませんよね?
単体ジャケットなら全く問題ありませんが、スーツの上着に別ズボンだとしたら即刻止めるべきです。
なぜなのかの理由とともに、ジャケパンにも使えるスーツの上着の条件などを紹介しました。
スーツの上着とジャケットはスタイルなど細かな点が違い!
![スーツ ジャケット ボタン](https://i1.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-04-09_15-13-19-757.png?fit=800%2C589&ssl=1)
スーツの上着とジャケットは厳密に言えば違う、ということはご存じでしょうか?
スーツの上着だけを着て、ズボンであるボトムズは別のスーツのズボンをはいている、あるいはカジュアルシーンでスーツの上着にチノパンをはく、という方が少なからずいるのではないでしょうか。
スーツの上着とは異なる点が多い単体ジャケット
スーツの上着にそろっていないズボンをはいて出かけるというのは、ファッション的にはバツです。
鏡に映る見た目も、どこかおかしいと感じるに違いありません。
というのも、ジャケット自体はスーツの上着から派生した衣服ながら、スーツの上着とは違う点が多々あるからです。
スーツよりカジュアルを重点に作られている単体ジャケット
![スーツ ジャケット ボタン](https://i2.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-03-31_03-43-08-407.jpg?fit=800%2C430&ssl=1)
まず基本として押さえておきたいのは、ジャケット単体はフォーマルよりもカジュアルっぽく作られているということです。
いわゆるジャケパンスタイルで着るジャケットのことを、スポーツジャケット呼ぶことからも分かるかと思います。
それでは具体的にスーツの上着とジャケットの違いについて見ていきましょう。
![スーツ ジャケット ボタン](https://i0.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-04-09_16-33-29-694.png?fit=800%2C298&ssl=1)
価格:(税込 105,840円)
ブランド:LARDINI(ラルディーニ)
![](https://wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/07/ラルディーニ(LARDINI)5-160x99.png)
スーツの上着とジャケットの違い1)肩パッドの有無
![スーツ ジャケット ボタン](https://i1.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-04-09_15-21-54-786.png?fit=800%2C278&ssl=1)
スーツの上着には、一部のスタイルを除き、肩パッドが入っています。 これはトラディショナルなスーツにとって、外せない基本事項でもあります。
肩パッドがあることでフォーマルになっている、と言っても過言ではないほど、スーツの上着を構成する大事な要素の一つといえます。
スーツの上着とジャケットの違い2)着丈の長さやサイズ感
![スーツ ジャケット ボタン](https://i0.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-04-09_15-26-53-782.png?fit=800%2C598&ssl=1)
スーツの上着の着丈は、ヒップが隠れるか隠れないか、という長さなのに対し、ジャケットの着丈は、ヒップの半分ぐらいしか隠れない長さです。
2~3cmほどジャケットの着丈の方が短くなることで、カジュアルなシルエットになり異なるサイズ感になります。
![スーツ ジャケット ボタン](https://i1.wp.com/wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-04-09_16-52-26-917.png?fit=800%2C146&ssl=1)
価格:(税込 43,198円)
ブランド:TAGLIATORE(タリアトーレ)
スーツの上着とジャケットの違い3)生地の質の違い
![スーツ ジャケット ボタン](https://wealthy-class.com/wp-content/uploads/2019/04/Screenshot-2019-02-25_22-31-16-162-800x369.jpg)
スーツの上着には光沢がある生地が使われています。
光沢があることで、よりフォーマルに見えるためで、滑らかな梳毛(ウーステッド)が使われているのです。
生地そのものも薄く毛羽立ちが少ないのも特徴でしょう。
単体ジャケットの素材は光沢なしの綿や麻素材が多い
他方、ジャケットはウールを使うのはまれで、たいてい綿や麻などになります。
ツイードも使われます。
ですので、生地が厚く光沢もほとんどありません。
光沢あるスーツの上着の場合、ズボンも同じ生地で作られるので、上下の光沢に違和感はありません。
しかし、別のスーツのズボンやチノパンなどを合わせると、スーツの上着との光沢が違うため、どこかチグハグな印象になるというわけです。