旅行カバンやスーツケースとして確たる地位を築いているメーカー、サムソナイト(Samsonite)。
同社の前身となる会社は100年ほど前にアメリカで誕生、その後サムソナイト(Samsonite)を社名とした頃の第二次世界大戦を機に、旅行用トランクを本格製造・販売を始めました。
現在では、ドイツのリモワ、日本のプロテカとともに、3大スーツケースメー カーとして知られています。 「割れない、軽い」というテレビCMでもおなじみのサムソナイト(Samsonite)のスーツケースやビジネス向けブランド小物なども含めてまとめました。
スーツケースの代名詞としてのサムソナイト(Samsonite)


ある年代以上の方々にとって、旅行用スーツケースとして真っ先に頭に浮かぶのは、サムソナイト(Samsonite)でしょう。
というのも、日本市場では1964年からエース社という日本の会社がサムソナイト(Samsonite)製のスーツケースを販売、その後、製造も行うようになり、当時は1強といえるスーツケースメーカーでした。
サムソナイト・ジャパンが2004年に誕生、直営は全国27店舗
その後、2004年に日本での製造を終え、翌年にサムソナイト・ジャパンが誕生し現在に至っています。
ちなみにサムソナイト・ジャパンの直営店は東京や大阪、福岡など都心部を中心に27店舗を展開、取扱店としてサムソナイト(Samsonite)コーナーを設けている百貨店やデパートなどが約66カ所になっています。

ドイツのリモワ、日本のプロテカ、サムソナイト(Samsonite)が3大メーカー


かつては、スーツケースの代名詞のようなイメージがあったサムソナイト(Samsonite)、近年はドイツのリモワ、日本のプロテカとともに3大メーカーの一角としての認識が強いようです。
それでも、特許素材「Curv(カーヴ)」を使った商品に加え 「割れない、軽い」というテレビCMにより、知名度が改めて上がってきているようです。
日本での製造時代の傑作スーツケース「オイスター」


サムソナイト(Samsonite)は一時期、日本で作られていたことは前述しましたが、日本での製造時代に生まれた傑作商品が「オイスター」です。
オイスターは、世界で初めてポリプロピレンを使ったスーツケースで牡蠣のようにフタを閉じて中身を保護することからの命名。
ポリプロピレンは軽くて丈夫なうえ水にも浮き、耐熱性も高いという優れた素材で、オイスターはベストセラーになりました。
現在は生産されておりませんが、ネットオークションなどでは本来の耐久性に加え、希少性、懐古趣味的な側面などからポピュラーな商品となっています。
また中古で価格もリーズナブルであることから、オイスターの取引は頻繁に行われているようです。

ブラックレーベルはサムソナイト(Samsonite)のラグジュアリークラス


現在のサムソナイト(Samsonite)が、力を入れているのがブラックレーベル。
ラグジュアリーブランドとして2000年に生まれました。
コンセプトは、贅沢な素材を用いた、スタイリッシュなデザインのスーツケースなどで、旅のスタイルを演出する、となっています。
ブリーフケースやバックパックなどで知られるブラックレーベル
頻繁に世界を回るビジネスマンはもとより、洗練された旅行者の旅を快適にサポートすべく誕生しました。
ラインアップとしてはスーツケースのほかに、ブリーフケースやポーチ、バックパック、ショルダーバッグなどと多岐に渡り、利用者を徐々に増やしています。


価格:(税込 64,800 円)