形から入る日本人、とよく言われますが、ビジネスマンのイメージとしてスーツ姿にカバン、というのを典型的な形として挙げることができるでしょう。
スーツを着た自分にふさわしいのはどんなカバンかを考えた時、職業と予算が許すという条件下で、ぜひお勧めしたいのが、ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)のアタッシ ェケースやスーツケースです。
アルミニウム合金に補強用のダブルリムという定番のアタッシェケースを市場に送り出したブランドとして75年。
頑丈な殻で中身を保護するとともに、洗練されたデザインからビジネスマンの憧れともなっているゼロハリ製品の魅力を、歴史や逸話、修理方法、コラボ製品などから探ってみました。
知る人ぞ知るアタッシェ&スーツケース・メーカー「ゼロハリ」

出典:https://form.allabout.co.jp/
「ZERO」という横書きの大文字英語の下に、同じく大文字英語の横書きで「 HALLIBURTON」と2列に並んだロゴが有名なゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)。
アルミニウム合金のスーツケースやアタッシェケースが有名で、知る人ぞ知るという老舗のメーカーです。 正式名称では長いので、本欄では略したゼロハリで統一します。

航空機エンジニアの助言から作られた頑丈なカバン
創業はアメリカ、1938年にまでさかのぼります。
創業者のアール・P・ハリバートンは、世界中を飛び回るビジネスマン。
当時使っていたカバンは、密閉性が悪く、砂やほこりが入るなどカバン内に入れた書類などが汚れてしまうことから、航空機エンジニアの助言を得て、アル ミニウム合金を使った頑丈なカバンを作成しました。
宇宙から月の石などを持ち帰ったカバンもゼロハリ製

出典:https://news.mynavi.jp/
逸話として語られているのが、1969年、米航空宇宙局(NASA)のアポロ11号が月から持ち帰る石や砂などを収める「月面採取標本各納器」として使われたこと。
市販されているケースの内装のみを加工しただけで宇宙でのミッションに採用 されたことにより、知名度を上げました。
さらに、爆発でスーツケース自体が少し歪んだものの、中身は無事で影響なかったというエピソードも。
重いが使ってみると不思議な愛着がわき惚れ込むゼロハリ製品

出典:https://www.imn.jp/
そんなゼロハリ製のアタッシェケースやスーツケースは、一度でも使ってみると、やや重いにも関わらず、そのデザインやフォルム、機能性などに惚れ込んでしまうような特別な「何か」があるようで、安くない修理費用を払ってでも、ゼロハリの製品を使い続けている猛者もいるようで、なんともいえない愛着がわくようです。
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