革靴は正しい履き方、脱ぎ方をしないとかかと部分にダメージを与えてしまい、見た目の印象の悪くなることもあるため注意が必要です。
そこで、革靴の正しい履き方や脱ぎ方をチェックしてみよう。
合わせて、楽に脱ぎ履きできる靴紐の結び方や靴べらについても紹介していきます。
革靴の正しい履き方とは?
革靴は履き方や脱ぎ方が悪いと、ダメージを受けてしまうことがあります。
また、場合によっては履き方・脱ぎ方が相手に失礼となることもあるので、デキる男であれば正しい方法とマナーを覚えておくべきでしょう。
革靴のちょうど良いきつさとは?
まず、革靴の正しい履き方としては、靴紐を緩めることから始まり、紐を閉めた状態で無理やり履くこともできるが、こうするとかかとがつぶれてしまい革靴を傷めることになります。
また、しっかりと爪先まで足が入らないことが多く、きちんと履けません。
靴紐は結びをほどき、指で紐をつまむようにして引っ張り、それぞれのシューホールから緩めるようにします。
すべての段を緩める必要はなく、足が楽に入るくらいになれば問題ありません。
靴べらは使用すべき!その理由も解説!
そして、足を入れる時には必ず靴べらを使います。
靴べらがなくても靴紐を緩めていれば足は入るが、やはりかかとの部分に圧力がかかって、ダメージを与えてしまうことに繋がります。
これを繰り返していくと、かかとがつぶれていくので毎回必ず靴べらの使用を習慣としたいものです。
靴ベラを使うときは、できるだけイスに腰掛けるなどして座った状態で行う方がよく、立ったまま履くとどうしても足を入れる角度が窮屈になってしまい、靴を折り曲げるようにして履くことになってしまいます。
革靴に余計なシワを入れてしまう原因ともなるので、座った状態の方が安心です。
革靴の正しい脱ぎ方で差が出る!
履き方と同じくらいに重要なのが脱ぎ方になります。
スマートなモテる男は正しい脱ぎ方もマスターしています。
意外と実践出来ていない革靴の正しい脱ぎ方!
正しい脱ぎ方としては、まず靴紐を全体的に緩め、結び目は完全にほどき、シューホールのそれぞれの段も上に引っ張るようにして緩めていき、その状態で、手でかかと部分を持つようにして支え靴から足を抜きます。
決して片方の靴で、もう片方を押さえて脱ぐということはしてはいけません。
これをすると、コバや革の部分に擦り傷が付いてしまうからです。
同じところに擦り傷ができてしまうので、見た目も悪くなり、また、この脱ぎ方は所作が相手から見てもあまり印象の良いものではありません。
靴を脱ぐときの仕草にも配慮して、相手に良い印象を与えられるようにするのがデキる男になります。
次に革靴を脱いだら靴紐は緩めた状態のままにしておきましょう。
シューキーパーで保管すべき意味とは?
こうすることで、内部にも空気が入りやすくなり乾燥が早く進み、そして、必ずシューキーパーを入れて休ませます。
シューキーパーを入れないと、型崩れが起きやすいので所有している靴の数と同じだけシューキーパーを用意しておきましょう。
また、質の良い木製のものであれば、シューキーパー自体が余分な湿気を吸ってくれたり防臭してくれたりします。
革靴を脱ぐ際のマナーや手入れも押さえておくべき!
靴を脱ぐときには、特に細かなマナーはありませんが、相手に背中を見せることがないように気を付けるのは大切です。
必ず相手の正面になる位置で脱ぎ、靴を整える時もそれを意識します。
場所によっては、スタッフが靴をそろえたり仕舞ったりしてくれるが、できるだけ整えた状態で脱いでおくと親切です。
脱いだ革靴はきちんと保管し清潔感を保とう!
手入れの基本としては、まず上記のようにシューキーパーを入れて休ませるということにあり、毎日繰り返し同じ靴を履いていると、劣化が早く進み寿命が縮みます。
また、十分乾燥しないので臭いもきつくなってしまい、靴が臭いのもマナー違反の一つとなりえるので、手入れにも気を配りたいものです。
革靴を脱いだ際のルーティンにしよう!
できれば毎回脱ぐ度に、ブラシをかけるようにして、表面のホコリや泥などを綺麗にし、時間があるときは定期的にクリーナーで油汚れなどを除去した上で、クリームを塗って革の状態を保つようにすることが大切です。