革靴の手入れは、寿命にも見た目にも大きく関わる重要なものになります。
どのくらいの手入れ頻度がいいのか?どんな方法で行うのか?をご存知ない方も多くいらっしゃると思います。
そこで、毎日の頻度で行う手入れ方法や、月に一回程度のケア方法も紹介していきますので、一緒にチェックしてみよう。
ズバリ!革靴の手入れ頻度とは?
ビジネスマンにとって革靴は一つの武器と言えるほど、大事なアイテムになります。
快適な履き心地を保つため、そしてオシャレに気を遣う男性としていつも綺麗な状態にしておくため、革靴の手入れはしっかりとしておきたいものです。
では、具体的にどのくらいの手入れ頻度でした方が良いのでしょうか?
その答えは、ずばり毎日行うというものが正解になります。
靴は縁の下の力持ち!1日1回簡単な手入れを!
靴はファッションアイテムの中でも、最も過酷な使い方をされているものの一つであり、人間の全体重を受け止め、水や汚れ、ホコリにさらされています。
そして、足から出る汗によって余分な湿気を吸い込むことになるため、こうしたダメージを少しでも回復するために、一日履いたらその都度手入れをすることがとても重要になります。
とはいえ、毎日汚れを落としてクリームを塗らないといけないというわけではないく、革靴を休ませ、さらにひどい状態にならないような軽い手入れをするだけで十分です。
革靴の本格的な手入れは月に一回行おう!
そして、1か月に一度くらいの手入れ頻度でしっかりとしたケアを行います。
きちんと全体を磨き革の状態を整えることで、毎日の簡単な手入れと合わせて、靴の寿命をかなり長くすることができます。
また、靴本来の美しさを保つことができ、いつでも綺麗な足元をキープできます。
革靴の手入れ方法も伝授!
掲載元:https://miura-na-hibi.com/brown-shoes-oteire/
それでは、毎日の手入れはどの程度、どのように行うべきなのでしょうか?
毎日の手入れはそれほど時間をかける必要はありません。
軽く手を入れローテーションが基本!
自宅に帰ってきたら、まず靴紐を全体的に緩めて中にも空気が入りやすくし、そして、ブラシや柔らかいクロスを使って、表面のホコリや泥などを落とします。
それほど強くする必要はなく、表面に付着している見えるものを取り除き、その後、シューキーパーを入れて風通しの良いところに保管しましょう。
ここで大事なのは、何足かの靴でローテーションをし、同じ靴を繰り返し履かないという点になります。
革靴は汗などによる湿気が完全に乾くまでに2日程度かかるため、しっかりと休ませることで、革へのダメージを最小限に抑えられます。
月に1回行う、ケアはこれ!
月に一度程度の手入れ頻度で、しっかりとしたケアを行います。
まず、ブラシで表面の汚れを落とし、その後、クリーナーもしくはリムーバーで頑固な汚れや、以前塗ったクリームを除去します。
その上で、シューキーパーを入れた状態で、シュークリームをブラシなどでなじませていき、全体にまんべんなく塗ったら、柔らかいクロスで丁寧に磨き上げましょう。
そして、そのまま風通しの良いところに置いて休ませます。
劣化の原因?留意点もきちんと押さえておこう!
このように、毎日の簡単な手入れと月に一回くらいの手入れ頻度で、革靴を綺麗な状態に保てます。
そこで、留意点についても合わせて理解を深めておきましょう!
使用状況に応じた手入れを行おう!
ここでの留意点としては、使用状況に応じて、手入れ頻度を上げてこまめにケアをするということです。
つまり、履く人や使い方、革靴が受けるダメージの種類によってケアを変えることが大切になります。
オフィスの中でパソコン仕事をしているだけであれば、それほど靴に負担はかからないですが、営業職など歩く量が多い人の場合は、それだけ過酷な使われ方をしています。
こうした場合は、手入れ頻度を上げないと、寿命がかなり短くなってしまうので注意が必要です。
雨の日のケアも怠らず!
もう一つの留意点は、雨の日のケアになり、革にとって雨は大敵です。
水分が革に染み込んで雨染みができてしまいますし、油分を失わせて革の質を大きく下げてしまいます。
そのため、雨の中歩くなどしてかなり濡れてしまったら、新聞紙で内部から水分を取るようにしたり、クリームをできるだけ塗り水分を保ったりする必要が出てきます。
また、靴によっては手入れの際にクリームを塗った後に、防水スプレーを吹きかけるなどして水を染み込ませない工夫をすることも可能です。