ネイビースーツを着始めて数年、そろそろ違うカラーのスーツが着てみたい、と思っている方、必見です。
スーツの色としてネイビーに次ぐ人気のグレースーツですが、淡いライトグレーから黒に近いようなチャコールグレーまで、濃淡差に加え、光沢感の違いでも着こなしを楽しめます。
そんなグレースーツの良い点や悪い点をはじめ、合わせるべきシャツの色など、様々な視点でコーデ例をまとめていきます。
スーツと言えばネイビーかグレーがテッパン!

スーツといえば、色はネイビーかグレーというのは、ビジネスマンの鉄則と言われて久しいのが事実。
スーツ着用歴ン十年という方でなくとも、1着はグレーのスーツを持っているのではないでしょうか。
ネイビーとは違った色を、と思った時に、ショップで勧められて購入した、という例が多いかもしれません。

グレースーツはコーデもしやすく洗練されたイメージを与える!

どうしてもネイビーの次席的な扱いのグレーのスーツですが、着こなせるようになると、季節を選ばず着られてコーデもしやすい色であると同時に、洗練されたイメージを持つ色であることが分かるはずです。
また、グレーは濃淡の違いで、シチュエーションに合わせた着方ができるという利点があります。
グレーのスーツがおすすめな理由!ネイビースーツの濃淡差には限度が!
ネイビーに代表される青系スーツの場合、色が濃い分には問題ありませんが、淡く明るくなるにつれフォーマル色が薄れ、ネクタイをしていてもカジュアル感が抜けないイメージでなのは否めません。
そのせいか、薄く淡い青のスーツは、ショップで見かけることは少ないようです。
ましてビジネスシーンであればなおさらでしょう。

グレースーツは濃淡差を生かしたコーデを楽しむことにある!

その点、グレーは、落ち着いた雰囲気を感じさせる濃い目のチャコールグレーから、軽快でモダンな印象の淡いライトグレーまで、濃淡の幅を生かした着方ができるのが大きな特長です。
グレースーツは他の色を際立たせる効果あり!

また、グレーは中間色なうえ背景色ともいえるほど、存在感を消したような感じという印象の薄い色です。
しかし、そうした存在感の希薄さが、三原色に代表される赤や黄、緑などの色の邪魔をせず、裏方に徹するように、他の色を目立たせる効果もあるのです。
グレースーツはグレーの統一コーデでも違和感なし!
強調したいのは、存在感が薄いグレーながら、同じグレーとも合わせられる、というメリットもあること。
例えば、ミディアムグレーのスーツに白ワイシャツ、濃いグレーの無地ネクタイ、といったシンプルな組み合わせでも違和感がありません。
グレースーツは40代以上だと格調高く知的でエグゼクティブな印象に!
むしろ、40代以上の方が着ると格調高く知的なエグゼクティブといったイメージを演出できるコーディネイトになるのです。
さらに、ワイシャツやネクタイにとどまらず、靴も合わせやすく、黒やダークブラウンも受け入れてくれるのが、グレーのスーツのメリットなのです。

ライトグレースーツは疲労感があるように見えるのがデメリット?

いいことずくめのグレースーツのようですが、デメリットがないわけではありません。
濃いグレーであれば、それほどでもありませんが、ライトグレーの場合は色としての疲労感というか、背景色のイメージを越えられず、こなれていない感じが出てしまうことがあることです。
ヨレヨレだとなおのことなので、シワができないように注意が必要になります。
グレースーツに埋もれるようであればVゾーンに工夫を

また、目鼻立ちがくっきりして華やかなイメージの方であれば、グレースーツはお勧めですが、そうでないとグレーという色に埋もれた感じになってしまうので要注意です。
Vゾーンを工夫して華やかさが出るようにしましょう。
光沢あるグレースーツは高級感を醸し出す!
また、光沢のあるグレースーツは、シルバーにも見える高級さが感じられる装いになります。
40代以上には相応しいかもしれませんが、20~30代の場合は、営業職での箔付けなど目的がないと難しい着こなしでしょう。
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