オーダースーツの全貌について、オーダーの種類や生地に縫製などについて徹底解説しています!
ハイブランドとオーダースーツの比較をはじめ、オーダーの方法による価格相場やコスパの違い等、あなたの気になる情報が満載です!
また、縫製や生地の見分け方(選び方)についてや、イタリアモデルやイギリスモデルなどスタイルの違いについても特別大公開していきます!
是非最後までお付き合い下さい。
オーダースーツの特徴とは?

出典:https://jumeler.jp/
オーダースーツは、既製服であるレディメイドに対する用語として、テイラーによって採寸・型取り・縫製された注文服を指す言葉として用いられています。
オーダースーツのオーダー方法については、大きく分けて
1)パターンオーダー
2)イージーオーダー
3)フルオーダー
があるのでこれらの詳細については、後程詳しく紹介していきます。
また、マーケットからの観点で見てみても、近年では、DIYが流行化しているようにスーツのトレンドに関しても『既成品志向』から『オリジナル志向』への強まりを見せている背景があります。
更にこれらに加えて、仕立て上げる際に重要な、工場の革新的な技術の工場や、システム化に伴い、比較的安価でオーダースーツがお仕立て出来るようになっているため、オーダースーツの市場規模は拡大傾向にあります。
そして、オーダースーツは、生地やデザインに加えて付属品等、ご自身のお好みに応じて、自由な組み合わせが可能であるため、他人と被らないあなた自身のオリジナルスーツを着用することが可能になるため、昨今益々の注目が集まっています。

オーダースーツは長期間に渡り着用が可能!

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オーダースーツは、既成品と比較して長い期間着用が出来ると言われています。
その大きな理由としては・・・
1)縫製が丁寧である点
2)自分の身体にあっているため生地を痛めない
などが挙げられています。
これらに加えて、スーツに対する愛着心が出るため、『大切に扱う』、『まめにメンテナンスを行う』など心理的作用も大きく働きスーツの長持ち化に影響しているとも言われています。

フィット感抜群なのがオーダースーツの特徴

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オーダースーツは、着た人の印象を格好良く演出する効果もあり、尚且つ、あなたの身体にフィットさせた仕立てが可能になるため、1日を通して疲れにくくなるため、一度オーダースーツを着用すると既製品のスーツに戻れないという方も多くいます。
また、既製品のスーツは規定のサイズがあるので、どうしてもサイズが合わない場合がありますが、オーダースーツは最初から自分の身体のサイズに合わせてスーツを仕立て上げていくため、あなたに合ったサイズ感のスーツがオリジナルで入手可能になります。

オーダースーツとブランドスーツの違いも紹介!

ブランドスーツとオーダースーツの一番の違いは『ブランド名』と言われており、ハイブランドもオーダーメイドスーツも使用している生地は同じ物が多いです。
当然ブランド名は異なりますが、ハイブランドで使用される生地と同様の高級生地を用いてお仕立てを行えば、スーツそのものには物理的な違いは無いのが実情です。
むしろ、ブランドスーツと同じ生地を用いているため、既製服では体験出来ない、あなただけにフィットする、スーツをお仕立て出来るメリットがあり、ブランド名に拘りがなく良いスーツを着こなしたい方には、高コスパであるという点は言うまでもありません。

オーダースーツの種類を紹介!

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偏にオーダースーツと言っても、様々な仕立ての方法がございます。
そこで、今回は・・・
1)パターンオーダー
2)イージーオーダー
3)フルオーダー
の3種類の仕立て方法の違いや定義について、簡単に紹介して参ります。
パターンオーダー

パターンオーダーはほとんど既製品を選ぶ感覚で作る事が出来るため、安価でのお仕立てが可能になります。
元々用意されているサンプル服(ゲージ服)の中から自分の体に近いものを試着し、着丈などの細かい部分を調整して仕上げるオーダー方法です。
予め決められた型紙を使用し、工場で大量生産されるため価格が安く、仕上がりも早いのが特徴です。
アパレルメーカーの既製服ブランドなどに多く見られます。
イージーオーダーのような立体的になる幅の調整は行わず、ゲージ服に対して各部位(袖丈や着丈etc・・・)の長さを調整していく仕立て方法になります。
*価格の相場感は5万円前後〜10万円前後迄になります。
イージーオーダー

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フルオーダーとパターンオーダーのちょうど中間に当たるのが、イージーオーダーです。
イージーオーダーでは、何種類かの型が決まっており、お客さんの体型に合わせてCADシステムや手作業で型紙を修正し、立体的にスーツを仕立てていきます。
そのため、パターンオーダーでは困難な、シルエットの調整や、補正調整(撫で肩・怒り方・猫背・反身・屈身・出尻etc・・・)細かい三次元の調整に加えて、パターンオーダーのように、丈等の長さ調整も可能になるお仕立てになります。
現在では、工場システムの革新的な技術進歩に伴い、比較的手頃な価格で、各自の体型に合ったフィットスーツをお仕立て頂けるのが大きなメリットとなります。
*価格の相場感は使用する生地に応じて10万円前後〜20万円前後迄になります。
フルオーダー

オーダースーツのフルオーダーは通称ビスポークとも言われており、お客さん一人ひとりと対話を重ね、お客さん専用の型紙を起こして製作します。
フルオーダーでは、一般的に仮縫いと呼ばれる試作品の工程が入るのが特徴です。
オーダー方法の中でも最も高価で究極の一着を作れるのがフルオーダーです。
オリジナルの型紙を起こすところ工程が始まるため、完全にオリジナルの一着が作れます。
採寸、裁断、縫製など手作業でおこなう工程が多く、手がける職人には高い技術力が要求されます。
手間もコストもかかるため、完成までに時間がかかる、高価なのが特徴です。
こだわりの1着を作りたい人向けのオーダー方法になります。
*価格の相場感は使用する生地に応じて20万円前後〜になります。