シャツはシンプルな作りの服ですので、袖口のディテールにはこだわって選びたいものです。
カフスの種類はたくさんあって、選び方によって雰囲気が結構変わります。
どんな種類があるのかをチェックして、シャツ選びの参考にしましょう。
シャツの袖ディテールやマナーについて!
ワイシャツやドレスシャツは、シンプルな作りをしています。
それだけにそれぞれのパーツのディテールにはこだわって選びたいものです。
合わせるジャケットや着用するシーンによって、選び方が違ってきますので、しっかりとそれぞれのデザインと見た目に与える印象を確認しておくことが大事です。
商談相手も注視するのが袖元!
特に袖は手元を飾る重要なパーツですので、細かな点まで考えて選ぶようにしましょう。
スーツの場合は、相手と握手をした時の姿を想像して選ぶというのが、一つのポイントとなってきます。
そんな時に相手が注目するのは、手元つまりシャツの袖です。
袖のデザインによって相手に与える印象も大きく変わってきますので、正しい知識を基に決めていくことが大事です。
ジャケットを着用していても身に付く!
袖は剣ボロやカフスの小さなパーツでまとめられています。
その中でも面積が大きく、ジャケットを着用していても目につく場所となるのがカフスです。
そのため、シャツの袖のディテールでは特にカフスの形状を考えることが重要になってきます。
どんなカフスの形状があるのかを後述しますので、そこでそれぞれのデザインを比較して参考にすることができます。
袖元の清潔感が重要な理由!
カフスの中にはアクセサリーとしてのカフリンクス、一般に「カフス」と略されることも多いアイテムを着けることを前提としたものもあります。
そうした作りでは、必ずカフリンクスを装着するのがマナーとなります。
また、襟と同じように人目に触れやすい部分ですし、握手の際には相手に触れる可能性がある唯一のパーツです。
それだけに、汚れがないように清潔感を保つことも必須です。
そして、きちんとプレスをしてシワが見えないように常に整えておきましょう。
袖口10種類を総まとめ!
折り返しがない袖口をシングルカフスと言いますが、その中にも形状の違いによっていくつもの種類が存在します。
ラウンドカフス
たとえば、袖口を丸くまとめているものをラウンドカフスと呼びます。
一般的な形状で、どんなジャケットにも合います。
また、柔らかい印象があるのでドレスシャツでも使われることが多いです。
カッタウェイ
一方、丸くするのではなく直線に斜めカットしているものをカッタウェイと言います。
シャープな印象が強まります。
スクエア
全く角のカットがなく、ストレートの形状をしているものはスクエアと呼んでいます。
さらにシャープさが強調されるデザインで、クラシックな雰囲気もあります。
ツーボタンタイプ
角のカットとは別に、ボタンが縦に二つ取り付けられているものはツーボタンタイプで、若干カフスの部分が長くエレガントな印象を与えます。
アジャスタブルカフス
ボタンが横方向に離れて取り付けられていて、留める位置によって袖口の絞りを変えられるのがアジャスタブルカフスです。
コンパーチブルタイプ
ボタンを使って留めるだけでなく、カフリンクスでも留められるものはコンパーチブルタイプとなります。
シーンやスーツとの組み合わせで簡単にボタン留めしても、おしゃれにカフリンクスを着けても良いので使いやすいです。
ダブルカフス
カフスが折り返せる形状になっているのはダブルカフスと呼ばれ、カフリンクスで留めるのが前提です。
厚みが出るのでゴージャスに見えるのもメリットです。
ターンナップカフス
一見するとダブルカフスなのですが、カフリンクスを着ける必要がなく、単に袖口で折り返すだけのものもあります。
これはターンナップカフスと言い、ボタンホールがありません。
円錐カフス
袖口の作り自体を絞り込んで、円錐状にしているものは円錐カフスと呼ばれます。
手首にフィットするので、見た目も整ってフォーマルな装いで好まれます。
クレリックカフス
袖口だけを違う生地や色にしたクレリックカフスも存在します。
ちょっとアクセントを付けてオシャレな雰囲気を出せるのがメリットです。
シンプルなシャツに合うカフス3選!
エレガントさが際立つ!エルメスのカフリンクス!
エレガントな袖口のイメージを作りたいのであれば、「エルメス」のカフリンクスがぴったりです。
無駄のない装飾ですが、高級感があって上品な雰囲気を演出してくれるのが素晴らしいところです。
スマートさが抜群!チェスターバリーのカフリンクス!
「チェスターバリー」は優雅で飽きの来ないデザインのカフリンクスを提供しています。
バリエーションもあって、スマートな印象を与えるものから装飾性が強く存在感のあるアイテムまで揃っているので選びがいがあります。
宝飾のトップブランド!ブルガリのカフリンクス!
宝飾のトップブランドでもある「ブルガリ」のカフリンクスは、ゴージャスさと品質の高さから人気を集めています。
シルバーの美しい輝きのものや、ダイヤがはめ込まれたものなどもあって、スーツ姿をより美しくするのに役立ってくれます。
まとめ
シャツは他の服と比べるとシンプルな作りをしていて、それほど大きな変化を付けることができないように見えます。
しかし、袖口の形状を工夫して選ぶことによって、ぐっとおしゃれに装えるようになります。
たくさんのタイプがあり、それぞれに与えるイメージが異なります。
また、カフリンクスとの組み合わせもコーデの楽しいところです。
自分の持っているスーツやカフリンクスとの相性を考えて、ベストの袖口を選んでいきましょう。
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