ほどけにくい靴紐の結び方も押さえておこう!
この二つの結び方が革靴における基本となりますが、いろいろ応用を加えることも可能になります。
たとえば、毎日かなりの距離を歩くビジネスマンだと、靴紐が緩みやすいと不便なので、ほどけにくい結び方を覚えておくと良いでしょう。
「ベルルッティ結び」なら解けない!
その一つが「ベルルッティ結び」と呼ばれる方法になります。
両方の靴紐の端を足首側にまで通したら、一度両方をくぐらせるようにして結ぶが、この作業を二回繰り返します。
その後、蝶結びのように輪を二つ作って結びます。
そして、この輪をもう一度交差させて結ぶ。いわば、蝶結びのそれぞれの作業を二回ずつ繰り返し、こうすることで、緩みが少なくなり通常の歩行くらいではほどける心配はほとんどありません。
ほどきかたはとても簡単で、蝶結びと同じで両方の靴紐を引っ張るだけで問題ありません。
緩むことはまずない「ラダー」結び!
もう一つの方法は、「ラダー」と呼ばれるものになります。
梯子状に靴紐を通していくことで、しっかりと結んでいきます。
爪先側のシューホールに下から靴紐を通し、その靴紐をそのまま上のシューホールに通して、縦のラインを作ります。
そして、上の段の靴紐を下にできているラインの中にクロスして通すようにくぐらせてから、もう一度上の段のシューホールに通します。
これを繰り返すことで、梯子状の結び目ができ、結び目がかなり目立つのでフォーマルなシーンには向かないが、ホールド感に優れ、緩むことはまずない機能的な結び方だ。
おすすめの靴紐3選を紹介!
ここまで、靴紐の結び方について詳しく解説してきました。
靴紐の結び方だけでも様々な方法があり、見え方が異なってくることをご理解頂けたかと思います。
更にここからは、おすすめしたい靴紐そのものを編集部で厳選し、一部ご紹介させて頂きます。
是非用途も踏まえ参考にしてみて下さい。
フォーマルにもおすすめ!『THE SHOESTRINGS』
「THE SHOESTRINGS」のワックスコーティング靴紐は、表面にワックス処理がされているため、滑らかにシューホールを通せるのが良いと評判の高い靴紐になります。
平型で上品に見えるので、フォーマルシューズにもおすすめです。
バリエーションが豊富な『INNOVATION FACTORY』
「INNOVATION FACTORY」で出している靴紐は、丸紐や平紐などのスタイル、色のバリエーションが豊富だ。気分を変えるために靴紐の色を変えてみたい時に、いくつかのストックがあると助かるだろう。
職人による上質ハンドメイド!『紗乃織靴紐』も凄い
「紗乃織靴紐」は、職人が手作業で作っている製品だ。職人の技術によって生まれた紐は、非常に美しく光沢がある。しかも、ロウ付けを丁寧に行っているためスムーズに結ぶことができる。耐久性が高いので長く使えるというのもうれしい。ハンドクラフトの一品なのに価格は控えめでコストパフォーマンスに優れているというのもうれしい点だ。
価格:1,320円(税込)
まとめ
今回は、靴紐の結びについて、パラレルとシングルについて、詳しく紹介してきました!
革靴の中でも靴紐の部分は大きな面積を占めるため、結び方一つで、見え方や印象が大きく異なってきます。
靴紐そのものにも様々な商品が出ているので、今回紹介してみたおすすめ3選は是非この機会に一度お試し頂けたらと思います。